海外留学先でのよくあるお悩みってどんなもの? 留学のプロに聞いてみた!

編集部:はまみ

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海外留学すると日本とは全く異なった生活が待っているため、いろいろ悩む人が多いとか。かの文豪・夏目漱石も留学先のロンドンで精神的に参ってしまったという話があります。では、留学先での悩みにはどんなことが挙がるのでしょうか!?

株式会社毎日エデュケーションでは、留学先の紹介・あっせんを行うとともに、現地に滞在している留学生のカウンセリングも行っています。「留学した大学生からの相談事」について、同社のカウンセラー/ビジネスリレーションマネージャー・関根俊輔さんにお話を伺いました。関根さんは、多くの留学生のカウンセリングを行ってきた豊富な経験をお持ちです。

■最も多い相談は「英語の勉強の仕方」について

――留学した大学生の皆さんからはどんな相談事が寄せられるものですか?

関根さん 最も多いのは「英語の勉強の仕方がよく分からない」という相談でしょう。

――なんだか漠然とした相談ですが、具体的にはどういうことなのでしょうか。

関根さん つい先日メールであった相談も同じようなもので、

「留学し、学校に通いだしてから4カ月がたちました。最初のころは楽しかったけれども、最近ではわくわく感も薄れてしまい、英語が上達しているという実感も持てないでいます。モチベーションも下がってきました。どのように勉強を進めたらいいですか」

といった内容でした。

――4カ月たって、普通に生活できているということは、ある程度は英語でコミュニケーションが取れているのではないのでしょうか?

関根さん そうなんです。ファストフードで注文をしたりとか、バスに乗るとか、そういう生活に必要最低限な英会話はできている状態なんです。でも、現地の友達と飲みに行ったりとか、ホストファミリーと談笑したりとかはできないでいる、そういう時期ですね。さらに上達するためには、このような停滞感を越えていかないといけないんですよ。

――なるほど。一つの壁なんですね。

関根さん はい。誰もが経験する壁です。ですから相談事として多く寄せられるわけです。これを乗り越えれば、また英語の会話能力がステップアップします。

――相談に対して関根さんはどういうアドバイスをされるのですか?

関根さん 私は自分の経験を踏まえてアドバイスをするようにしています。ここでつまずいてしまうと、面白くなくて日本人コミュニティーに逃げてしまう、といったことをしてしまいがちです。でもそれではいけません。あらためて「なぜ留学したんだろう」と原点を見つめ直すことが必要ですね。

つらいですけれども日本語は話さない、ちょっと背伸びになるけれども自分よりも英語ができる人と交流を持つようにする、といったアドバイスをしています。

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