「My name is ……」よりも好印象?! 相手の心をつかむ英語自己紹介テクニック【学生記者】 2ページ目
■日本語で自己紹介をしてくれたイスラエルの青年
そんな中、日本語で自己紹介をしてくれる人に出会いました。そして彼は『いただきますは宗教なのか?』『そもそもワタルは神を信じているか?』『日本に行ったら寿司は安く食べられるのか?』と日本に興味をもって質問してくれました。自分の名前を覚えてくれた以上に日本に興味をもってくれたことがうれしく、僕も彼の名前を覚えなければいけないという気持ちになりました。
■大切なことは記憶に残る存在になること
自己紹介をする上で大切なことは名前を覚えてもらうことではなく、記憶に残る存在になることだと思います。『私の名前はワタルです。』スペイン語では『ミ ノンブレ エス ワタル』、ポルトガル語では『エオ ミシャモ ワタル』。ヘブライ語(イスラエル)では『シュミー ワタル』。語学学校では英語以外の言葉を使うことは禁止されていますが、自己紹介の際に相手の国の言葉で話すと『君、すごいな! なんで知ってるの!?』と好印象! さらに歴史、文化そして相手の専門分野に関して質問を重ねることで相手と仲良くなることができました。
■就活において記憶に残る存在になるためには?
語学学校で友達を作ることとは違い、就活という場にて記憶に残る存在になることはとても難しいと思います。だからこそ、就活で人事の方の記憶に残る存在になれたらすごいですよね。『あなたすごいな!なんでそのこと知ってるの?』と言われるための準備が必要なのかもしれませんね。
大学受験は試験の成績が大きく反映されると思いますが、就活は筆記試験よりも人が判断する要素が大きいと思います。そして就職後も人が判断する要素が大きいと聞きますよね。この記事を読んでくれたみなさんは、これからどんな自己紹介をしますか?
文・柴田渉