ゼミやサークル、親しい友人との旅行は大学生活ならではの楽しみ。特に、仲間とゆったり温泉で過ごして親睦を深めるのはよい思い出になるものです。ここではグループで楽しめるおすすめの温泉地を3か所選び、ご紹介します。

☆登別温泉

登別温泉は国立公園の中に位置しており、地獄谷や鉄泉池をウォーキングしながら間近に眺めることができる温泉地で、豊富な泉質を有することから「温泉のデパート」とも呼ばれています。独特な臭いが漂う硫黄泉は皮膚病に効果があるほか、毛細血管を拡げる効果も期待できます。また、「美人の湯」の成分として知られる重層泉や冷え性に効果のある食塩泉、貧血に効く鉄泉など、9種類もの泉質が楽しめます。宿泊施設ごとに温泉の泉質が異なっており、広々とした浴場や露天風呂のある宿泊施設も多くあります。各施設で日帰り入浴できますので散策がてら湯めぐりをしてみてはいかがでしょう。空港やJRからアクセスが良好で周辺に観光スポットが豊富にありますので、周遊型観光を楽しむのにもおすすめです。

☆草津温泉

草津温泉は日本三名泉の一つとして知られる温泉地で、1日あたりドラム缶23万本ほどの豊富な温泉が湧き出し、日本一の自然湧出量があるとされています。泉質は酸性で硫黄を含む硫酸塩・塩化物温泉で、殺菌力が強く神経痛や筋肉痛のほか皮膚病や疲労回復、動脈硬化症などに効果があるとされています。草津温泉の中心に位置して、ひときわ目を引くのが1分間に4000リットルの温泉が湧き出す湯畑です。周囲は散策が楽しめるよう歩道が設置されており、ベンチもあります。夜にはライトアップされ日中とは違った味わいがありますので温泉の湯上りに立ち寄ってみてはいかがでしょう。日帰り入浴できる温泉が豊富にあるほか、足湯に浸かったり湯もみを見学したりと、さまざまな楽しみ方ができます。

☆道後温泉

道後温泉は日本国内最古の温泉地として知られており、歴史ある温泉街の佇まいは映画のモデルになったこともあります。温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、神経痛やリウマチ、皮膚病に効果があるほか美肌効果も期待できるとされ、これまでに多くの文人が訪れたことでも知られています。1日3回、朝・昼・夕に鳴らされる刻太鼓の音を聞くと、道後温泉ならではの風情に浸れるのではないでしょうか。道後温泉では、お茶・お菓子付きで貸し浴衣やタオルがセットになったメニューが提供されていますので、休憩所でゆったりと湯上りのひとときを過ごすのもおすすめです。史跡を巡ったり、古くから伝わる建築様式を眺めたりするのも道後温泉の楽しみの一つといえるでしょう。

☆温泉旅行や国内旅行にオススメの学割はコレ！