どこの国から来ているの? 訪日外国人留学生の出身国ランキングTop10

編集部:はまみ

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円安や世界的な和食ブームなど原因はさまざまですが、政府統計の旅行収支が黒字になるほど訪日する旅行者が増えています。では観光客ではなく、留学生はどうなのでしょうか? 実はこちらもかなり増加しているのです。今回は訪日している外国人留学生についてのデータをご紹介します。

■外国人留学生は13.2%も増加!

『独立行政法人 日本学生支援機構』(JASSO)は、毎年5月1日現在での「外国人留学生の在籍状況を把握するための調査」を行っています。2016年(平成28年)3月31日に公開された「平成27年度外国人留学生在籍状況調査等について -留学生受入れの概況-」によると、海外から訪日している留学生数は「20万8,379人」。対前年度比で2万4,224人(13.2%)増加しています。また、この20万8,379人の内訳は、

・高等教育機関に在籍する外国人留学生数:15万2,062人(1万2,877人/9.3% の増加)
・日本語教育機関に在籍する外国人留学生数:5万6,317人(1万1,347人/25.2% の増加)

です。特に「日本語教育機関」に在籍する人が約25%も増加しているのが目立ちます。それぞれの留学生の出身国は以下のようになっています。

■訪日している外国人留学生の出身国(地域) Top10

第1位 中国……9万4,111人(288人/0.3% の減少)
第2位 ベトナム……3万8,882人(1万2,443人/47.1% の増加)
第3位 ネパール……1万6,250人(5,802人/55.5% の増加)
第4位 韓国……1万5,279人(498人/3.2% の減少)
第5位 台湾……7,314人(1,083人/17.4% の増加)
第6位 インドネシア……3,600人(412人/12.9% の増加)
第7位 タイ……3,526人(276人/8.5% の増加)
第8位 ミャンマー……2,755人(820人/42.4% の増加)
第9位 マレーシア……2,594人(119人/4.8% の増加)
第10位 アメリカ……2,423人(271人/12.6% の増加)
※カッコ内は対前年度比

第1位は中国。9万4,111人もの留学生が訪日しています。2位のベトナムが3万8,882人ですから、その数は約2.4倍にもなります。このTop10内では、10位のアメリカを除いて全て東南アジアの国と地域。対前年度比で55.5%増の「ネパール」、47.1%増の「ベトナム」、42.4%増の「ミャンマー」は特に目立ちますね。10位のアメリカでも12.6%増加しています。ちなみにTop10のうち、訪日留学生数が対前年度比で減ったのは「中国」と「韓国」だけです。

訪日観光客だけではなく、留学生もかなり増加していることが分かります。訪日した外国人留学生の皆さんが日本での生活を楽しみ、また勉学に励んでくれるといいですね。

⇒データ出典:JASSO PRESS「平成27年度外国人留学生在籍状況調査等について -留学生受入れの概況-」

文・高橋モータース@dcp


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