2014年度のJASSOが公表しているデータを見てみますと、以下のようになります。

■主な留学先・留学者数（2014年度）Top10

第1位　アメリカ合衆国……1万8,769人
第2位　カナダ……7,373人
第3位　オーストラリア……7,276人
第4位　イギリス……6,864人
第5位　韓国……5,533人
第6位　中国……4,765人
第7位　台湾……2,974人
第8位　ドイツ……2,768人
第9位　タイ……2,754人
第10位　フランス……2,738人

JASSOのこのデータの対象は「日本国内の高等教育機関に在籍する学生等で、日本国内の大学等と諸外国の大学等との学生交流に関する協定等に基づき、教育又は研究を目的として、海外の大学等で留学を開始した者及び、在籍学校において把握している限りにおいて、協定に基づかない留学をした者。短期の交換留学等も含む」と定義されています。

JASSOのデータは2014年度のもの、上記のOECDおよびユネスコ統計局のデータは2013年度のもので年度も違いますが、対象者の定義が異なると留学先・留学者数がこれほど変わってしまうのには驚かされます。このJASSOの最新データの方が日本人の肌感覚に合っていると感じるのではないでしょうか。

現在留学を考えているあなたは、留学先をどこにしようと思っていますか？

⇒データ出典：「日本人の海外留学状況」平成28年3月 文部科学省集計
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/__icsF...

⇒データ出典：独立行政法人 日本学生支援機構「平成26年度協定等に基づく日本人学生留学状況調査結果」
http://www.jasso.go.jp/about/statistics/intl_stude...

⇒データ出典：独立行政法人 日本学生支援機構「平成26年度協定等に基づかない日本人学生留学状況(在籍大学等把握分)」
http://www.jasso.go.jp/about/statistics/intl_stude...

＊……文部科学省の資料にもある日本人の海外留学生「8万1,219人」は、上記の独立行政法人 日本学生支援機構の公開資料の「平成26年度協定等に基づく日本人学生留学生数：5万2,132人」と「平成26年度協定等に基づかない日本人学生留学生数(在籍大学等把握分)：2万9,087人」を足したものです。

(高橋モータース＠ｄｃｐ)