視点が違う! 日芸映画学科の学生がおすすめする映画3選【学生記者】

彰太

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こんにちは、日本大学芸術学部写真学科の柏井です。

みなさんは、どのような基準で映画を選んでいますか? 家族、友人、恋人、最近ではSNSでの情報、さまざまなところから影響を受けている人が多いかと思います。映画にくわしい人はたくさんいると思いますが、それはあくまで素人のレベル。では、学校で映画の脚本、画角、照明を学んでいる専門的な学生からのおすすめを受けたことはありますか? そこで今回は、専門的な観点から映画を考え、鑑賞している映画学科4年のT君におすすめ映画を聞いてみました!

1.インサイドヘッド

■作品概要

一人の少女ライリーの頭の中の感情、ヨロコビ、ビビリ、ムカムカ、イカリ、カナシミ、それぞれピクサーらしいかわいらしいキャラクターで描かれている。感情の中のカナシミだけ自分の存在価値を見失い、迷い、冒険し、答えを見つける物語。この映画を通して、自分を見つめ直し、相手を思いやる気持ちが芽生える温かいストーリーになっている。

■T君の感想

頭の中を冒険することの物語は共感でき、笑えるところもありながらも、人間にとってどうして悲しみは必要なのかという普遍的なテーマをユーモアたっぷりに描いています。生きることを肯定してみせるような物語は、「生きるって悪くない」と思わせてくれる映画です。

2.ダークナイト

■作品概要

バットマン最大の宿敵であるジョーカーの登場により混乱に陥ったゴッサムシティを守るため、死闘を繰り広げるアクション映画。ただのアクション映画ではなく、裏に隠されているテーマに注目。

■T君の感想

バットマンと宿敵ジョーカーによる激闘を通して、正義とはなにか、人間の本質とはなにか、と考えさせてくれる映画です。かっこいいだけのアクション映画ではない、深いストーリーを読み取ってもらえると、さらに楽しむことができます。

3.ズートピア

■作品概要

現在上映中。普段ディズニー映画といえば、子供むけのアニメーション映画と思われがちだが、今作は、ディズニーらしい可愛らしいキャラクターで、人種差別などの社会問題を表現している、大人が考えさせられる映画になっている。

■T君の感想

動物たちの理想郷であるズートピアのユニークなアイデア溢れる世界観はみているだけで笑えて楽しめます。ただ、この映画のすごいところはそれだけでなく、人間以外の肉食も草食も含むたくさんの種類の動物たちの生活を通して、人類が今、考えなくてはいけない問題を投げかけてくるメッセージ性にあります。ぜひ、深いところまで感じて観てみてください。

■まとめ

僕は普段映画を観て、映像がかっこいい、女優さんがかわいいなど、表面上のことにしか目をむけていませんでした。だから、映画学科のT君の、作品の裏のテーマをさまざまな伏線を回収しながら読み解きつつ鑑賞するという考えはとても興味深いもの。これから、映画の観方が変わりそうです。みなさんもぜひ、T君のおすすめしてくれた3作品を、メッセージまで読み取りながら鑑賞してみてください。また新たな映画の楽しみかたがきっとみえてくるでしょう。

日本大学芸術学部写真学科4年 柏井彰太

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