大学受験を支えてくれた両親。
感謝の気持ちを伝えたいけど……恥ずかしくて言えない。

毎朝自分より早く起きて朝ごはんを作ってくれた。
「自分が行きたいところに行けばいいよ」と励ましてくれた。

そんなお母さんとお父さんに、本当は「ありがとう」と伝えたい。

みなさんの中にも、これと同じような気持ちを経験したことがある人は多いのでは？ 感謝を伝えたいけど伝えられない……そんな受験生の思いを形にしたのが、東進ゼミナールと花キューピットが企画した『受験生 最後の授業～「卒業ありがとう」って言ってみよう～』。受験を終えた子どもたちが、自分の親に感謝を伝えようという動画です。

■親元を離れる前に
岐阜県を拠点にする東進ゼミナール。ここの高校生たちにとって大学進学は親元から離れることを意味します。旅立ちの前に、今までずっと支えてくれた親に感謝の気持ちを伝える場があれば……そこで、「受験生　最後の授業」が行われることになりました。

■手紙と手作りの花束で
高校生たちは、両親に感謝の手紙とカーネーションの花束を準備しました。花キューピットが取り揃えた色とりどりの花の中から、好きな色を自分で選びラッピングまで完成させます。1つ1つ感謝の気持ちをこめて……。


花束を作るのは初めて。一から教えてもらって仕上げていきます。

■卒業ありがとう
親たちは取材という名目で塾に呼び出されます。何も知らないまま教室に入ると、一番前には我が子の姿が。高校生たちは一生懸命準備した手紙と花束で、今まで伝えられなかった感謝の気持ちを伝えます。


放送で呼ばれて教室に入ると、そこにはたくさんの生徒の姿が。思いもよらないサプライズに親たちはびっくり！

教壇には一人立つ我が子の姿。その前に親も立ちます。

目の前にいるお母さん、お父さんに準備した手紙を読む瞬間。今日は自分の言葉で恥ずかしがらずに今までの感謝の気持ちを伝えます。

「お父さんたまには私も頼ってね」突然の手紙に驚きと感動で涙が溢れ出します。

我が子の素直な気持ちを聞き、思わず抱きしめます。手作りの花束も感動してくれた様子。

受験生、最後の授業。生徒たちが学んだことは、感謝の気持ちをきちんと形にして伝えることの大切さでした。親というのは一番近い存在だからこそ気持ちを伝えにくいものですが、受験や就活は親のサポートあってのもの。大学進学や就職という節目のときくらいは、ちゃんと感謝の気持ちを伝えたい。そう思える動画です。

文●学生の窓口編集部