これぞ狩猟系女子! 奈良女子大学のハンティングサークルってどんな活動をしているの?

編集部:はまみ
2016/04/11
大学生インタビュー
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ここ数年注目されているイノシシやシカなど、野生の鳥獣の肉「ジビエ」。それに伴い、猟師の免許を取得する人も増えているそうです。そんな「猟師」の活動を行うサークルが、奈良女子大学に設立され、2016年4月から活動を開始しました。珍しい女子大の狩猟サークルについて、代表である奈良女子大学大学院・人間文化研究科住環境学専攻1年の竹村優希さんにお話を伺いました。


■「猟」で村のさらなる活性化を図る

――女子学生の「ハンティングサークル」は非常に珍しいかと思いますが、どういった経緯で発足したのでしょうか?

竹村さん 以前から大学の研究室で奈良県南部にある野迫川村の活性化に携わってきました。そして2015年の5月ごろに村を訪れた際、村の主産業である林業が害獣による被害を受けているということを知りました。また、村の民宿ではジビエ料理をいただきましたが、その肉は村でとれたものではなく和歌山から購入しているということを知りました。そこで、「狩猟」を切り口として村の振興事業もできるのではないかと思い、サークルを立ち上げました。

――狩猟をすることで獣害も減り、また料理にも生かせるということですね。4月からサークルとしての活動が始まりましたが、現在は何人が所属していますか?

竹村さん 現在は8名です。メンバーは随時募集中です。

――ハンティングサークルでは具体的にどういった活動をしていますか?

竹村さん 実際に山に入り、猟友会の方からわな猟を教わります。また、今後はジビエ料理の創作と地域イベントでの出店を予定しております。

――4月の活動開始前にも、講習会などに参加されたそうですが……。

竹村さん 奈良県が主催している「止めさし講習会」に参加させていただきました。そこで実際に解体の一部を体験しました。

※……「止めさし」は、わなにかかったイノシシなどを、やりで突いて動きを止めること

■重要な1次産業の魅力を知る

――サークルの活動の中で面白い、また魅力的だと思う点を教えてください。

竹村さん やはり狩猟に限らず、1次産業に携わる学生や大人とのつながりがあるところだと思います。

――お薦めのジビエはありますか?

竹村さん 活動の中で扱うジビエは主にシシ肉とシカ肉です。脂身が少なく、栄養価が高いというヘルシーな点が魅力だと思います。

――今後の展望、また代表者の方ご自身での将来の展望があれば教えてください。

竹村さん 4月から活動を開始していますが、来年度(2017年)に卒業するメンバーが多いので、活動と同時に来年度以降もサークルとして機能するような環境と人脈づくりを行っていきたいです。また、狩猟やジビエに対して関心を持つ若者や協力者を増やすことはもちろんですが、活動を通して拠点である野迫川村の現状にも目を向けてもらえればと思います。

――読者には大学生の他に大学入学前の高校生、中学生も多くいます。彼らにメッセージをお願いします。

竹村さん 生き物の命を扱う活動に対して良い印象を抱かない人もいるかもしれません。ですが、農作物も含め食べ物が店に陳列されるまでのプロセスを知れば、狩猟や屠(と)殺に関わる職に対する感謝の気持ちや理解も深まるのではないかと思います。

――ありがとうございました。

近年は数が少なかった女性猟師の数も増えているそうです。竹村さんたちのこうした活動に刺激を受けて、さらに「狩りガール」の数も増えるかもしれませんね。

取材協力:奈良女子大学
(中田ボンベ@dcp)

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