動物園・水族館に就職したいならどんなことを学べばいい?

編集部:はまみ

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動物園や水族館で働いてみたいと思ったことがある大学生は多いのではないでしょうか。でも実際、どんなことを学べば動物園スタッフや水族館スタッフになれるのかって、なかなか知りませんよね。2016年3月16日放送の「ヒルナンデス!」(日本テレビ)では、東京動物専門学校での授業の様子をレポートしました。

東京動物専門学校では、創立から26年が経過し、2300人の卒業生が動物関連施設に就職していきました。多くが動物園や水族園の飼育員になっています。

最初はまず、捕獲・保定の授業から。カンガルーの場合、始めにしっぽをつかみます。それからもう一人が体を抱え込んで脇を持ちます。羊の捕獲の場合は、まず羊の頭をお腹につけるようにして、後ろに引きながら倒します。前足2本を持ち上げて、おしりで座らせて捕獲完了です。羊毛を刈る時もこのスタイルで捕獲します。これは羊の習性を利用した一番ストレスを与えにくい方法なんです。

また、動物の調教も大切な仕事のひとつです。水族館や動物園の花型といえば、動物のショータイム。調教は動物を人に慣れさせたり、命令をよく聞くようにするための訓練です。この学校ではペリカンやカワウソなどの海の動物も多く飼育されているので水族館職員を目指す人にも対応しているそう。アザラシの場合、最初は輪投げ、次にキスなどに挑戦し、最後はキャッチボールを行っていきます。

ミーアキャットも調教できます。動作をひとつずつ練習させ、障害物レースができるように訓練していくのです。調教のポイントは、クリッカーと呼ばれるカチカチなる道具のタイミング。カチッとならすと、できてるよ、という合図になるのだといいます。

動物たちが病気にならないよう、健康管理も重要です。カピバラの体重測定は、カピバラを抱っこして一緒に体重計に乗るというもの。原始的な手段ですが、コツがあります。カピバラを抱くときは1回ヒザに乗せてから、前足を腕にかけておしりを持ってあげるというようにするのです。他にも、動物たちの歩く、走る、登る、跳ぶなどの動きから怪我の有無や体調のよし悪しを見抜いたり、目を見て充血の様子から結膜炎などを確認することも重要な仕事です。

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