軸もヒダもない?! ユニークな食材「まるしいたけ」ってどんなきのこ?

編集部:はまみ

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あまり高くなく風味の良いきのこ類は、食卓の大きな味方。大学生のみなさんも、自炊でよく使うのではないでしょうか。そんなきのこの世界に最近加わった、丸い形をした「まるしいたけ」は、今年の1月から販売しはじめたばかりのもの。今までのしいたけとはどう違うのでしょうか。2016年3月15日に放送された「夕方LIVEワンダー」(関西テレビ)では、新食材の新しいキノコ「まるしいたけ」を紹介しました。

栽培しているのは、兵庫県神戸市の「神戸しいたけ研究所」。担当者の川崎さんによると、「まるしいたけは、軸を包みこんで丸くなったもの」だそう。すっぽりと傘が軸を包んで、丸くてカワイイです。まるしいたけを切断してみると、少し色が変わっている部分が軸のなごりで、傘と一体化しています。

シイタケの軸は捨ててしまいがちですが、軸には食物繊維やアミノ酸などが凝縮して含まれているので、捨てるのはもったいない部分。まるしいたけなら、軸を捨てずにすべて使うことができます。

安定した丸形にするまでに、10年以上かかったという川崎さん。元々、普通のシイタケを生産する中でも、「変形」が発生することがあり、それらはカタチがイビツな「不良品」として処分されていました。それを変形を安定させて「丸」に近付けられたら「オモシロいのでは?それは最早「変形」ではなくなるのでは?」、という思いつきで開発が始まったのです。

シイタケには独特の匂いがあり、好き嫌いがわかれる食材。匂いはシイタケのヒダの部分から発するものなので、まるしいたけはヒダがないために匂いは少なく癖がない味で、きのこ類が苦手な人も食べやすいとか。食感はエリンギに近く、風味はシイタケ。普通のシイタケよりも不溶性食物繊維が3倍あり、B1は2倍、B2は1.4倍あるそうです。

この「まるしいたけ」は特許を取得しており、一般物である野菜で特許を取るということはまず不可能なことなので、奇跡的な商品とも言えるでしょう。ネット販売をしており、ホームページから購入することも可能です。見た目にもカワイイまるしいたけ。匂いがあまりしないなら、苦手な人も食べられそうですね。

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