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厚手の靴下、コタツはNG!? 内科医に聞いた、冷え対策のためのウソ、ホントとは?

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厚手の靴下、コタツはNG!? 内科医に聞いた、冷え対策のためのウソ、ホントとは?

手足の先やおなか、肩、腰が冷えているときは、温めてもおさまる気配がなくつらく感じます。そこで、「よく耳にする冷え対策情報は、本当に効果があるのか」について、内科医で大阪府内科医会副会長、泉岡医院(大阪市都島区)の泉岡利於(いずおか・としお)院長に詳しいお話しを聞きました。

■寝る直前に電気毛布の電源は切る

(1)靴下を履いたまま寝る △

泉岡医師 締め付けが強い靴下を履くと、血管が圧迫されて足先への血液の流れが悪化します。すると体温が下がって、冷えを強く感じることがあります。
また、寝ているときは体温を調整するために、足の裏の汗の出口である汗腺(かんせん)から大量の汗が出ます。厚手の靴下では汗が発散されにくく、湿ったまま履いていることになって冷えるもとです。
通気性の良い、ゆったりした靴下を選びましょう。また、寒くて眠れないときは、足首やふくらはぎを薄くてゆるいレッグウォーマーで温める、寝る前に足湯で温める、足元に湯たんぽを入れるなどすると良いでしょう。

(2)冷えている部分に使い捨てカイロを貼る ×

泉岡医師 冷えている部分を温めても一時的に過ぎず、冷えの解消にはなりません。血液が多く集まる腹部や腰にカイロを貼ると、内臓の血流が良くなり、温められた血液が手足の先まで熱を運びます。
ただし、同じ場所に長時間貼り続けると低温やけどを起こす恐れがあるので、注意しましょう。

(3)寝るときに電気毛布やカーペットを敷く ×

泉岡医師 電気毛布やカーペットは、体に熱をこもりやすくします。すると、こもった熱を放出しようと汗を慢性的にかくので、冷えが悪化しやすくなります。
これらを使用するときは、あらかじめ布団を温めておいて、寝る直前には電源を切るようにしましょう。

(4)温かい飲み物をたくさん飲む △

泉岡医師 温かい飲み物を飲むと体内から温まるので、冷えの改善に働きかけます。ただし、あまり運動をせず汗をかく習慣がない人が水分をとり過ぎると、体に水がたまって内臓、主に腸を冷やすことになりかねません。
これは隠れ冷え性とも言われる「内臓型冷え性」の原因の一つと考えられ、手足は温かいけれどおなかや太ももが冷えている場合は、水分のとり過ぎの可能性があります。

(5)コタツで下半身を温めている ×

泉岡医師 コタツを使っているときはコタツの熱で温まっているように感じますが、(3)の電気毛布同様に体に熱がこもる、また、使用をやめたら気温の低下の反動で血流が鈍くなり、体は冷えます。ストーブ、エアコンも同じ理由で、一時的な寒さ予防の道具にすぎません。

最後に泉岡医師は、冷え対策について、こうアドバイスをします。「首、手首、足首、おなかを防寒グッズで温めて血流を促してください。また、運動不足で筋肉量が減ると、基礎代謝も体温も下がります。すると免疫力が低下し、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。日ごろからウォーキングや軽い筋トレなど自分にとっての適度な運動をして、体質を改善しましょう」

通気性がよくて締め付けない靴下を履いて寝る、カイロはおなかや腰に貼る、電気毛布やカーペットは寝る前に切る、ドリンクのとり過ぎには注意、暖房器具で体質は改善しないということを頭に入れておき、血流促進に気を配る、軽い運動を続けることが冷え対策に繋がるということです。

(岩田なつき/ユンブル)

取材協力・監修 泉岡利於氏。医学博士。内科医、大阪府内科医会副会長。医療法人宏久会泉岡医院院長。泉岡医院 大阪市都島区東野田町5-5-8 http://www.izuoka.com/

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