英語講師に聞いた! 一生懸命やれば最短どのくらいで英語を話せるようなる?

編集部:はまみ
2016/03/10
留学
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英語をしゃべれるようになりたい、という人は多いことでしょう。でも、それを実現するのはなかなか難しいものです。どのくらい勉強すれば英語で日常会話がこなせるぐらいになるのでしょうか!? 今回は、英会話が身に付くまでにかかる時間について英語講師歴30年という後村栄子先生にお話を伺いました。


■「2,000時間」が目安! 「内容・時間・集中度」が目安!
――英語をしゃべれるようになりたいという人はたくさんいますが、どのくらいの期間勉強すれば良いのでしょうか?

後村先生 「どのくらいの時間で英語がしゃべれるようになりますか?」と聞かれることはままありますが、これは、
・内容
・時間
・集中度

によります。

例えば、10-20年間英語を学んでいても、また1年間ワーキングホリデーで外国に行っても英語がほとんどしゃべれないという人はたくさんいます。1週間に1時間英会話教室に通ってそれでおしまいといった勉強法ではなかなか身に付きません。

――どのような方法が良いのでしょうか?

後村先生 集中度を上げて、
・リーディング:読むこと
・リスニング:聞くこと
・スピーキング:話すこと
・ライティング:書くこと

の四つについてバランス良く学ぶことです。目安は「2,000時間」とよくいわれます。毎日6時間なら333日で約2,000時間ですから、だいたい1年。これぐらい学べば、英語を話せるようになるでしょう。しかも、英語圏に滞在するなど常に英語に触れられる環境に身を置いているということが前提です。

実際、私の教え子に高校を出てほとんど英語ができないという女の子がいましたが、日本で9カ月みっちりやってアメリカの短大に合格するほど、聴く、話す、読む、書くの4技能を身に付けました。もちろん学校内では日本語禁止ですので、朝から夜まで英語です。やはり「内容・時間・集中度」が大事なのです。その上で目安の「2,000時間」ですね。

■1日「2,000ワード」読む! 分かるためには「2,000ページ」を読む!

――海外に行くことは必須でしょうか?

後村先生 身の回りの環境が英語ばかりの海外に行った方が勉強しやすいでしょう。ただ、日本で基本的な英語能力を身に付けておく必要があります。英語が話せないと、積極的に現地の方と接することができず、結局、話せるようにはなりません。先ほど申し上げたとおり、1年間いてもほとんど英語がしゃべれないという人もいらっしゃいます。

また、海外に行かなくても英語の力は付きます。ただ、その場合でも週1回1時間の授業だけというのでは難しいです。日々、英語に触れていただけるよう、私も生徒さんには2~5時間分ほど(生徒さんによってはそれ以上)の宿題を出します。レッスン以外にも英語の勉強をしないとなかなか身に付くものではありません。

英語の語感を身に付ける、そんなふうになるには「2,000ページ読め」といわれます。100ページのペーパーバックの本なら20冊ですね。女性なら恋愛ものの小説を読むといいでしょう。会話が多いですし、楽しみながら読み進めることができるのではないでしょうか(ただ、私の場合、恋愛ものは数冊読むと飽きてしまいましたが……)。

ミステリーも面白いです。次はどんな展開になるのかワクワクしながら読めるので、英語で読んでいることを忘れてしまうほどです。

英字新聞や洋書などを読むなどして日々、英語をインプットをすることも大事です。「毎日2,000ワードを読め」ともよくいわれます。『Newsweek』や『TIME』の見開きがだいたいそのくらいですから、1日に見開き分の英文を読み、それを続けると良いでしょう。

――ライティングの勉強にはどのような方法が良いでしょうか?

後村先生 大前提になるのは、まずインプットとしてのリーディングです。そのうえで、自分の言いたいことをアウトプットしてみるといいでしょう。日々の小さな出来事から、ニュースに関することなど、こんなことが言いたい、こんなことを主張したいといった自分の気持ちを英語で書いてみるのです。

手始めに日記を書くのがいいでしょう。また、ブログ、Twitter、 Facebookなどで発信するのもいいのではないでしょうか?

書いた英文があっているのか確認するには辞書を使いますが、Googleの完全一致検索を使うと便利です。調べたいフレーズをクォーテーションマークで括り検索します。そのフレーズの表現が合っていればかなりの数がヒットします。可能であれば、先生にその英文を見てもらって文法的に正しいかどうかなどチェックしてもらえると理想的です。

英文を絶対に書かなければいけない状況を作るのもいいですね。さまざまな言語によるペンパル募集サイトがありますので、そちらを利用してみましょう。

■短期間で話せるようになるには「積極性」が大事!

――短期間で話せるようになるにはどうしたらいいでしょうか?

後村先生 積極的に外国人と英語で話すのも大事です。外国人スタッフがいる英語オンリーのカフェなどがあれば、利用してみるのもいいでしょう。学校と違い、いちいちあててはくれないため、積極的に話すことが必要ですので、いい練習になります。

外国人の友人がいる場合は、BBQパーティーなど友人主催のパーティーにも顔を出しましょう。共通の話題をとおして外国人の友人ができるかもしれません。

繰り返しになりますが、英語力をつけるには「リーディング」「リスニング」「スピーキング」「ライティング」の四つをバランス良く学ぶことが大事です。

――ありがとうございました。

英語をしゃべれるようになるまでどのくらいの時間が必要か、については「2,000時間」が目安になるようです。ただし、週1時間で何十年といった学習方法では駄目なのですね。英語をしゃべれるようになりたいという人はぜひ集中して取り組んでください!

⇒後村栄子先生のブログ
http://ameblo.jp/etaka16/
⇒後村栄子先生の「英語力を伸ばすメルマガ」
https://skcart.net/shop/webform.php?plan_id=749

(高橋モータース@dcp)

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