早稲田の大隈重信だけじゃない! あの大学にはこんな「像」があった!?

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大学構内には偉人の像が立っていることがありますが、どの大学にどんな銅像が立っているのかご存じでしょうか。例えば、慶應義塾大学には設立者である福澤諭吉像があります。また、東京大学には数多く銅像があり、中でも2015年に建立された、本大学とゆかりのある「ハチ公と上野英三郎博士」の銅像は有名です。今回は、こうした大学構内に立っている銅像を紹介します。

■意外な偉人の銅像がある大学も……

●初代 大隈重信像(早稲田大学)

早稲田キャンパスにある早稲田大学の開設者である大隈重信の銅像。角帽をかぶったガウン姿で有名です。しかし早稲田大学構内にはもう1体の大隈重信像があります。それが大隈講堂内北側回廊にあるもの。こちらは大礼服の立像で1907年(明治40年)に製作された初代大隈重信像です。

●ジョサイア・コンドル像

東京大学にはハチ公と上野英三郎博士像以外にも多くの銅像があります。工学部1号館前にはジョサイア・コンドル像が立っています。ジョサイア・コンドルは日本の近代建築の歴史に大きな影響を与えた人物。有名な鹿鳴館も彼が手掛けた作品です。他にも、ニコライ堂(実施設計)や2009年にレプリカが再建された三菱一号館などが有名です。

●クラーク像(北海道大学)

北海道の観光名所として有名なさっぽろ羊ヶ丘展望台のクラーク博士の立像ですが、実はクラーク像は札幌市内に複数存在します。例えば北海道大学の構内には古河記念講堂前をはじめ六つのクラーク像があり、全て胸像。立像では難しいクラーク博士の「顔」を間近に見ることができます。

●孟子像(立命館大学)

京都にある立命館大学には中国の儒学者・孟子の石膏像があります。これは朱雀キャンパスのメモリアルホール内に置かれている像。「立命館」という名前の由来が孟子の「盡心章」という古典の一説であることから、日中友好の証として2005年に中国政府から送られたものです。

●魯迅像(東北大学)

東北大学の片平キャンパスには、中国の小説家、思想家である魯迅の銅像があります。魯迅は1902年(明治35年)に留学生として日本を訪れ、その後1904年(明治37年)に仙台で医学を学びました。仙台は魯迅のゆかりの地ということで、東北大学が創立100周年記念の一環として銅像を設置しました。

●吉田松陰像(京都造形芸術大学)

京都造形芸術大学の瓜生山キャンパスには幕末の思想家、教育者である吉田松陰の銅像があります。同大学の創設者である徳山詳直氏が、『吉田松陰』(奈良本辰也著)という本に感銘を受けたことが大学創設のきっかけだったのだそうです。また、同じく影響を受けた人物である岡倉天心の像も構内に立っています。

●折田彦市像(京都大学)

京都大学の吉田キャンパスにある三高記念館設置準備室には、同大学の前身である旧制第三高等学校の初代校長を務めた折田彦市氏の銅像があります。この像は以前は屋外に設置されていましたが、いたずらが相次いだために撤去。以降、設置場所には張りぼての折田先生像が毎年設置されるようになりました。その後、2010年から三高記念館設置準備室で「本物」の一般公開が再開されています。

他には、NHK連続テレビ小説「あさが来た」で一躍有名になった五代友厚氏の銅像が、2016年3月に大阪市立大学の杉本キャンパスに設置されます。五代様ファンは必見ですよ!

(中田ボンベ@dcp)

photo(C) Ibex

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