運転免許をとるなら通学と免許合宿、どちらがいいの?
いざ、自動車運転免許を取ろうと思って調べてみると、いろいろとやり方があって流れがわかならない! そんなあなたのために自動車学校に通学する方法と合宿免許、ふたつの方法を比べてみました。
■通学と免許合宿はどう違う?
まずは普通自動車の運転免許を取る方法を確認しましょう。
運転免許試験には「適正試験」、「学科試験」、「技能試験」の3つがありますが、自動車学校を卒業すると、これらのうち技能試験が免除になります。
自動車学校に通わず運転免許センターですべての試験を受けるという方法もありますが、初めて免許を取ろうとする人にとっては、かなりの狭き門。一発受験の合格率は低く、再受験を繰り返すことになってしまいます。
そういうわけで、免許をとるために自動車学校を卒業したほうがよいのですが、その方法がふたつ、「通学受講」と「免許合宿」があるのです。
通学受講は、カリキュラムに沿って定期的に自動車学校へ通う方法。免許合宿は、ホテルや旅館など、自動車学校が指定した場所に宿泊しながら、短期間のうちにカリキュラムを受け卒業を目指す方法です。それぞれ、メリット・デメリットがありますので、自分のライフスタイルにあった方法法を選んでみてください。
■通学受講のメリット・デメリット
通学受講のよいところは、大学の講義やサークル、バイトのスケジュールにあわせて通えるところ。自動車学校の講義は一コマ50分なので、空き時間をうまく使って予定を組むことができます。
自動車学校に入学したら、まずは学科教習10コマ、技能教習15コマ(AT限定免許の場合は12コマ)を受け、仮免許取得を目指します。仮免許をとったら、学科教習16コマ、技能教習19コマを受講します。卒業するためには受講が必要なコマ数は合計60コマ。仮に1日に2コマずつ受けたとしても30日間はかかる計算です。
平均的な通学期間は1~3ヶ月。通学受講は、自分のペースで通えるのが一番のメリットですが、忙しさにかまけて自動車学校に通うことを後回しにしてしまうと、運転の知識や技能がなかなか身につかないまま時間だけが過ぎてしまいます。補講を受ければ追加費用もかかってしまうので、できるだけ早めの卒業を目指しましょう。