じいさん率高し! FFシリーズの定番キャラ「シド」の変遷ってどうなっているの?

学生の窓口編集部

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人気RPGのファイナルファンタジーシリーズには、「シド」という名前のキャラクターが登場します。最初に登場したのは『ファイナルファンタジーII』でした。この作品以降、キャラクター設定は違うものの、シドという名前のキャラクターが毎シリーズ登場することになります。今回は、シリーズの名物キャラ・シドの変遷を紹介します。

■味方ばかりじゃない!? 敵対するシドもいた!

「II」から「XIV」までのナンバリングタイトルに登場するシドがどんなキャラクターだったのかを調べてみました。

●『ファイナルファンタジーII』⇒飛空船を作った元騎士

最初に登場したファイナルファンタジーIIでは、飛空船を作ったフィン王国の元騎士というキャラクターでした。飛空船の魅力に取りつかれて騎士をやめ、作った飛空船で各地に人を送る商売をしていました。見た目は「スリムなおっさん」でした。

●『ファイナルファンタジーIII』⇒飛空艇製造技師

シリーズ3作目では飛空艇製造技師として登場。飛空艇製造に関する第一人者で、主人公たちに力を貸すことになります。前作ではシドという名前だけでしたが、今作はシド・ヘイズというフルネームが与えられています。年齢は64歳。じいさんです。

●『ファイナルファンタジーIV』⇒バロン王国飛空艇整備技師

シリーズ4作目でも飛空艇整備技師として登場しています。「シド=飛空艇」という図式がおなじみになりました。本作ではプレーヤーキャラになっており、戦闘にも参加。ハンマーを振るって戦います。見た目はヒゲ面のおっさんでした。

●『ファイナルファンタジーV』⇒カルナックの学者

これまでの3作のシドはいずれも飛空艇の技師でしたが、5作目では学者のじいさんとして登場。主人公たちと共に古代文明の遺産である飛空艇を発見する役どころでした。さらに本作ではシドの孫の「ミド」も登場しました。

●『ファイナルファンタジーVI』⇒ガストラ帝国の科学者

6作目では主人公たちと敵対するガストラ帝国の科学者として登場。しかし物語中盤で帝国のやり方に反発し、和平会談の実施に協力することになります。また、ストーリーの途中にはシドの運命がプレーヤーの手に委ねられるシーンもあり、これが話題になりました。

●『ファイナルファンタジーVII』⇒飛空艇・ハイウインドの艦長

2015年にはリメークが発表された7作目には、ハイウインドという名前の飛空艇に乗る渋い中年男性として登場します。4作目以来のプレーヤーキャラとなっており、やりを使って戦います。常にたばこを吸っており、それがトレードマークでもありました。

●『ファイナルファンタジーVIII』⇒バラムガーデン学園長

8作目では主人公たちが通う傭兵学校「バラムガーデン」の学園長として登場します。またシド・クレイマーというフルネームもありました。学園の運営者という立場上、戦いに絡むこともなく、またおなじみの「飛空艇」にも関わっていませんでした。

●『ファイナルファンタジーIX』⇒リンドブルム公国の王様

9作目では「リンドブルム公国の王様(大公)」というキャラクターでした。最初は人の姿ではなくブリ虫という虫の姿で登場。これは浮気が原因で奥さんを怒らせてしまい、魔法で姿を変えられてしまったからです。ちなみに飛空艇技師という側面もありました。

●『ファイナルファンタジーX』⇒アルベド族の族長

10作目にはアルベド族という独特の言語を話す一族の族長として登場します。飛空艇を所有しており、主人公たちを乗せて運ぶなど何度も助けました。これまでと比べると露出はやや少なめでした。

●『ファイナルファンタジーXI』⇒バストゥーク共和国の大工房工房長

オンライン専用の11作目では、バストゥークという国の大工房を指揮する工房長として登場。工房ではひそかに飛空艇を開発していました。本作には「V」で孫として登場したミドも登場するのですが、孫ではなく息子という設定でした。

●『ファイナルファンタジーXII』⇒アルケイディア帝国の科学者

12作目では世界征服をたくらむアルケイディア帝国の科学者として登場。これまでのシドとは一転して、科学のためなら犠牲もいとわない冷酷な性格の敵キャラクターでした。ちなみに本作にも息子としてミドが登場します。

●『ファイナルファンタジーXIII』⇒聖府軍の准将

13作目には聖府軍の遊撃部隊を率いる若き准将シド・レインズとして登場。恐らくシリーズ中一番若いシドではないでしょうか。作中ではレインズと呼ばれるので彼がシドである印象は薄いかもしれません。

●『ファイナルファンタジーXIV』⇒ガーロンド・アイアンワークスの社長

オンライン専用2作目の本作では、技術者集団を率いるシド・ナン・ガーロンドとして登場しました。飛空艇・エンタープライズ号を所有しています。本作のシドは「ミドの息子」というこれまでとは逆の設定になっています。

シドが初めて登場した「II」から「XIV」までの「シドの変遷」をまとめてみました。技師や研究者など、何らかの形で飛空艇に関わっていることが多いですね。またおっさん、じいさん率も高めです。やはりシドといえば年齢を重ねた男性のイメージが強いですし、そこから逸脱することはしにくいのでしょうか?

ちなみに、オリジナル版の『ファイナルファンタジー』にはシドは登場しませんが、リメーク版には「飛空艇を作った古代人」という設定が作中で語られます。最新作の『FINAL FANTASY XV』にはシドニーという女性キャラクターが登場し、彼女の祖父がシドであることが示唆されていますが、どんなキャラクターになるのか楽しみですね。

(中田ボンベ@dcp)

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