まさに天才! 「二科展」受賞の大学生彫刻家、東北芸術工科大学森本諒子さん取材「石を生き物に」

学生の窓口編集部MI
2015/12/23
サークル・部活
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「二科展」はその開催を1914年(大正3年)にさかのぼることができる美術展。「絵画部」「彫刻部」「デザイン部」「写真部」の4部門があり、若手芸術家の登竜門です。今回は、この二科展で見事受賞を果たした若き女性彫刻家を取材しました。

「第100回記念 二科展」の彫刻部で「第100回記念賞」を受賞した、東北芸術工科大学4年生の森本諒子さんにお話を伺いしました。

――『クロウ』という作品で受賞されましたが、何か有機的なイメージのある彫刻ですね。

↑森本諒子作『クロウ』(H120cm x W95cm x D60cm)

森本さん 「生き物を造りたい」と思って造った作品です。もともと「石って生き物みたいだな」と思っていました。水を吸ったり、水に削られて形が変わったりと、長い時間をかけて変化する生き物みたいだと。

それで石そのものが生き物になってほしいと思って造りました。自分が思うものを見せられていたらよいのですが。

――『クロウ』というタイトルにはどんな意味があるのでしょうか。

森本さん 「クロウ」は「クロール」(crawl)から取っています。この生き物の名前みたいに付けました。

――なるほど。確かに動きそうな不思議なフォルムをしていますね。この作品の制作期間はどのくらいでしたか?

森本さん 3カ月ぐらいですね。

――それは短い方なのでしょうか?

森本さん 短い方です。締め切りがありましたので間に合わせるのが大変でした。彫刻の場合は運ぶのも大変なので。

――森本さんが彫刻の道に進みたいと思ったきっけかは何でしたか?

森本さん 私は高校生(兵庫県立明石高等学校)のときに美術科にいました。1年生のときにはデッサンや油彩など一通り全部やって、2年生では専門に進むというカリキュラムで。その際に「でっかいことをしたい、体を使ってやりたい」と思ったんです。先生に相談したら「それなら彫刻がいいだろう」と。やってみたら実際に楽しかったですね。

――彫刻の魅力、また難しさってどんな点でしょうか。

森本さん 白い紙に線を引くのはすぐできるのですが、頭にイメージした線を実際の空間で線にするのはすごく難しいですね。ただそれができたとき、イメージしたものが実際に触れる形にできたときはすごくうれしいのです。それが大きな魅力です。

――今回の『クロウ』の場合はいかがでしたか?

森本さん 初めて会場に置いたときはとてもうれしかったです。ただ、「ああしたい」「こうしたい」といった気持ちも湧いてくるので難しいです(笑)。

――森本さんは彫刻家の道に進まれますか?

森本さん 大学院に進むことは決めているのですが、そうですね、彫刻家を目指して頑張りたいと思います。

――ありがとうございました。

写真提供:森本諒子さん

(高橋モータース@dcp)

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