漫画界最強のトラブルメーカー!? 『美味しんぼ』の富井副部長が起こしたとんでもないトラブル5選

学生の窓口編集部

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人気料理漫画『美味しんぼ』の主人公・山岡士郎。彼が所属する東西新聞社・文化部に「富井富雄」というキャラクターがいます。役職は部長代理ですが、長らく副部長でしたので、相変わらず読者からは富井副部長と呼ばれています。さて、この富井副部長は相当なトラブルメーカー。ちょっとしたいさかいから、会社の命運を左右するようなポカまで起こしています。今回は、この富井副部長が起こした数多くのトラブルの中から、ピックアップしてご紹介します。

■実は漫画界最強のトラブルメーカー!?

●「取引相手との会食で激怒させる」(コミックス10巻『キムチの精神』)

韓国の大韓書籍と共同出版することになった東西新聞。その接待の席で司会を担当した富井副部長でしたが、いきなり会社名を間違える失態を犯します。その後、会食の席で遠慮なくタバコを吸ったりして相手の反感を買います。さらに、会食で出たキムチが辛すぎることが気に入らなかった相手社長に「キムチってこんなもんでしょ」と言ったのがとどめ。「私たちのことを何も分かっていない!」と激怒させてしまいます。富井副部長の行為が大問題だったのはもちろんですが、東西新聞社側が韓国の作法を何も意識していなかったことが相手を怒らせてしまった要因でした。

結局、山岡さんのアドバイスで韓国のトウガラシを使ったキムチを送り、もう一度会食をすることに成功。そこで富井副部長が韓国式の振る舞いをして気に入ってもらい、一件落着でした。

●「酔っ払って無実の人をスリの犯人にする」(コミックス19巻『大切なミント』)

山岡さんたちと飲んだ帰りに、泥酔状態でベトナム人男性のグェンさんとぶつかった富井副部長。自分のポケットに財布がなかったことから、グェンさんをスリと決めつけ警察に突き出します。無実を訴えるグェンさんですが、富井副部長は譲りません。そこへ山岡さんたちが駆け付け、財布は忘れていった上着に入っていたことを告げます。冤罪でした。

グェンさんはこの一件でショックを受け、現在経営しているお店をたたんで国に帰ることを考えます。どうにかして許してもらえないかと富井副部長は山岡さんに相談。山岡さんから、新鮮なミントの鉢を持っていくよう告げられます。ミントはベトナム料理に欠かせない大切なものということで、グェンさんは富井副部長の誠意を感じて許すことになるのでした。

●「政財界に影響のあるタイ人記者の目の前でタイ米をこき下ろす」(コミックス49巻『タイ米の味』)

国産米の不作で米不足に陥った日本は、海外からお米を輸入します。そんな中、タイ米の味について、文化部内で「おいしくない」といった酷評の言い合いが起こります。タイミング悪く、そこへタイの新聞記者・サクンタラさんが訪れます。富井副部長はそれに気付かず、タイ米への暴言を吐きまくりサクンタラさんが激怒。実はサクンタラさんは政財界に影響力を持つ人物で、国際問題になりかねない事態になります。

大変な事件を引き起こした富井副部長ですが、山岡さんの「この機会にタイ米を見つめ直そう」というアイデアで状況は変わります。タイ米の良さを探る前向きな取り組みにサクンタラさんも協力し、一件落着となりました。

●「酔っ払って局長に暴言・暴行」(コミックス52巻『副部長解任?』)

同期が昇進していく中で焦燥感を覚えた富井副部長は、仕事中に酒を飲んで泥酔。文化部へとやって来た小泉局長に暴行をしてしまいます。まさかの事態にみんなで止めますが、小泉局長は当然ながら激怒。実は小泉局長は富井副部長の昇進を考えてくれていたのですが、この一件でその話は流れ、さらに富井副部長の進退問題にまで発展します。

富井副部長を助けるために山岡さんたちはアレコレ画策。小泉局長と、二都銀行の会長、そして頭取との会食の席に富井副部長を送り込みます。実は二都銀行の会長と頭取は山岡さんとグルで、小泉局長に富井副部長が実は有能ということを見せつけようとしたのです。結果、作戦は成功し、「部下にこれだけ慕われているのなら」と危機を回避したのでした。

●「自社主催のオペラ劇の主役に暴言」(コミックス72巻『テッチャンの愛』)

文化部のメンバーとの食事会で酔っぱらった富井副部長は、隣の席のふくよかな女性を妊娠中と勘違いし、「妊娠中はたくさん食べろ」と言ってしまいます。女性はそれにショックを受けて店から出て行き、富井副部長は彼女と同席していた男性と言い合いになります。「誤解させる方が悪い」と開き直る副部長ですが、実はふくよかな女性はオペラ歌手、同席していた男性は彼女のマネジャーでした。

次の日、富井副部長は上司から激怒されます。実は東西新聞社が関っているオペラの主役を務めるのが、富井副部長が暴言を吐いたふくよかな女性でした。この一件で降板するというのです。まさかの事態に辞職を覚悟する富井副部長でしたが、山岡さんが彼女の恋愛の助け舟を出したことで一件落着となりました。

富井副部長の起こした数多くのトラブルの中から、五つをピックアップしてみました。富井副部長は『美味しんぼ』の重要な狂言回しですから、何かと騒動を起こしてしまうのは分かりますが、その内容があまりにもひどすぎるような気もしますね(笑)。

(中田ボンベ@dcp)

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