【日本と海外の違い】外国人に比べて日本人は「外国の食べ物」にオープン?

学生の窓口編集部

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「日本」を語る際、時に「まだまだ国際化していない」などと言われがちですが、実はヨーロッパと比べてみても、そんなことはない、と感じる今日このごろ。「食」に関してはズバリ日本はかなり国際的です。

たとえば日本にはたくさんのインド料理店があります。調理師やウエイター全員がインド人というお店も珍しくなく、本場のインドカレーがいただけるお店も多いです。

実は筆者もインドカレーが好きでして、色んなお店のラム肉のカレーを食べ歩いていたりします。どんなに小さな駅でも駅前には必ずインド料理店が一軒あるといっても過言ではないぐらい日本にはインド料理店は増えていますね。そして店に入ってみると、女性のお客さんが多いですし、最近は男性や子供もよく見かけます。インドカレーやインド料理は日本でここ数年すっかり市民権を得ているのですね。

筆者の母国「ドイツ」では様子が少し違います。実はドイツではインド料理を含む外国料理のレストランは日本ほど流行っていません。インド料理店自体をあまり見かけませんし、インド料理に限らず、エチオピア料理など「いわゆるドイツ料理とは味が違う外国料理のお店」全般がドイツではそれほど流行っていない印象です。

もちろんドイツにも「外国料理のレストラン」はあるのですが、その多くは「外国人(外国人経営者)による外国人(お客さん)のための店」と化していることが少なくありません。ドイツには外国人(シリア人、アフガニスタン人、エチオピア人など)が多いので、当然それらの国のレストランがあるわけですが、店が外国人または外国出身のお客さんによって成り立っていることが多いのですね。たとえばドイツ国内のアフガニスタン料理店であればアフガニスタン人または中東の人が経営者であり、お客さんも主にアフガニスタン人や中東出身者が多く、ドイツ人のお客さんは少なかったりします。

ところが日本にある外国料理のレストランには、日本人のお客さんや常連さんもたくさんいて、食べログなどへの書き込みも多いです。「食」に関して、間違いなく日本人は国際的です。「外国の味」にオープンなのですね。

筆者の母国であるドイツでは「味」に関しては保守的な人が多く、「ドイツ料理っぽい味でないと受け付けない」という人がたくさんいたりします。そこはガンコな人が多い印象です。

「食べる」という行為は人間のもっとも基本的なこと。一番自分の気持ちがストレートに出やすい部分なのかもしれません。日本人は「色んな国の味」に好奇心旺盛です。

それにしても、日本には美味しい外国料理のレストランが多いですね。イタリアンもトルコ料理もインド料理も日本にいながら本格的な味が楽しめるのですから。こんなに美味しい外国料理のお店がたくさんある国も珍しいのではないでしょうか。

サンドラ・ヘフェリン

プロフィール/ドイツ・ミュンヘン出身。日本歴18年。日本語とドイツ語の両方が母国語。自身が日独ハーフであることから、「ハーフといじめ問題」「バイリンガル教育について」など、「多文化共生」をテーマに執筆活動をしている。コミックエッセイ「『小顔』ってニホンではホメ言葉なんだ!?」(KKベストセラーズ。原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: 流水りんこ)が発売中。

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