まもなくep7公開の「スターウォーズ」にまつわる7つの驚きのエピソード! ライトセーバーは自作!? 2ページ目
●ジャー・ジャー・ビンクスの人気のなさったら!
スター・ウォーズに登場するキャラクターには人気者が多いですね。R2-D2、C-3POなどのドロイドたち、帝国側ではダース・ベイダーやストーム・トルーパー、アクバー提督や酒場でたむろしてる異形の宇宙人たちまで、さまざまなキャラに人気があります。
でも、頑張ってるし登場シーンも多いのに人気がないのが『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』に初登場した「ジャー・ジャー・ビンクス」です。公開時には「ジャー・ジャーが嫌」「ジャー・ジャーが邪魔」など辛辣(しんらつ)な意見が多くありました。
実際、2000年の第20回ラジー賞では最低助演男優賞を受賞しています。ちょっとかわいそうですね(笑)。ちなみに、ジャー・ジャーの日本語版吹き替えは田の中勇さんが担当されています。田の中さんの声はジャー・ジャーにピッタリですよね!
●イウォークは人を食べる!?
『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』には、惑星エンドアに生息している見た目はクマに似た愛くるしい「イウォーク」という種族が登場します。しかし、作中でこのイウォークはワナで捕まえたハン・ソロやルークを丸焼きにしようとします。
「あのクマちゃんは人を食うのか」と驚くのではないでしょうか(笑)。神様だと誤解したC-3POにささげようとしただけかもしれませんが、「これを焼いたら食料になる」と思っていたことだけは確かです。かわいいですが、あれは人食いクマなのかもしれませんよ!
●スター・ウォーズのオーディション事情
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のオーディションは、ブライアン・デ・パルマ監督の『キャリー』のオーディションと同時に行われました。
ジョージ・ルーカスは自分がシャイで(しかも若かったため)、オーディションをうまく進められないのではないかと心配し、ブライアン・デ・パルマ監督に相談。「それなら一緒にやるか」となったそうです。
あのジョディー・フォスターが『スター・ウォーズ』の「レイア姫」のオーディションを受けていますが、両方の映画のオーディションを受けた俳優がいます。例えば、『キャリー』に出演しているエイミー・アーヴィングとウィリアム・カットは『スター・ウォーズ』のオーディションも受けています。
この辺りの事情は、映画評論家の町山智浩さんが『WOWOW映画塾』の『キャリー』の解説で詳しく語っていらっしゃいます。詳しく知りたい人はぜひお聞きください。
⇒映画評論家・町山智浩さんの『WOWOW映画塾』
http://www.wowow.co.jp/movie/eigajuku/
●三船敏郎がライトセイバーを持つ可能性があった!
スター・ウォーズ世界のデザインには日本文化が強い影響を与えているといわれます。例えば、ダース・ベイダーのあのヘルメットは日本の兜(かぶと)が、またルーク・スカイウォーカーが「エピソード4」で着ている衣装は柔道着が元になっているといわれます。
ただ、残念なことにこれまでのスター・ウォーズシリーズに日本人が登場したことはありません。でも、もしかしたら日本人が出演していたかもしれないのです。
もともとダース・ベイダーは三船敏郎さんにオファーがあったのですが、三船さんは断りました。すると今度は「オビ・ワン・ケノービでは?」というオファー。三船さんがこれも断ったため、俳優・三船敏郎が『スター・ウォーズ』に出演することはありませんでした。もし出ていたら、ライトセイバーを持って見事な殺陣を披露したことでしょう。
他にもスター・ウォーズにまつわる面白い話、豆知識、トリビアは山のようにあります。海外のファンサイトを見ると「えっ! そんな話が」と驚くものがたくさん見つかるでしょう。スター・ウォーズの最新作を見る前にそれらを楽しんでみるのはいかがですか!?
(高橋モータース@dcp)