【画像解説あり】清潔感アップ! プロに聞く、自然でさわやかイケメンな男子眉のつくり方 2ページ目
(1)眉の位置を認識する
眉骨の上にある筋肉の位置を指でなぞり、ここが自分の眉の位置だと確認しましょう。
(2)眉の下と眉の間のうぶ毛をカット
鏡を見て、(1)で確認した自分の眉の下のラインを意識します。それより下のまぶたと、眉間のうぶ毛を眉ハサミでカットしましょう。眉の下は、外から内に向けて進めるとカットしやすくなります。
眉間を処理するときは、眉頭を小鼻の延長上に合わせましょう。電動のフェースシェーバーを使う、クリームを塗って眉用のカミソリでそる場合は、眉をそり落とさないように注意してください。ただし、ひげ用シェーバーではそうなる確率が高く、また眉の周囲の皮ふを傷付けやすいため、使わないようにしましょう。
(3) 眉毛の長さを整える
眉コームを眉の上部から眉毛に差し込むようにし、飛び出した眉毛を眉ハサミでカットします。眉コームを眉に押し付けると眉毛が短くなるので、少し浮かすぐらいで。清潔感を出すには、伸ばし放題にしないようにすることがポイントです。
(4)眉の上のうぶ毛をカット
眉の上に生えているうぶ毛を眉ハサミでカットしましょう。眉のラインがはっきりします。
(5)遠目に鏡を見て、左右のバランスを確認
鏡に接近したままで見ると、左右の違いが目に入らないことがあります。鏡から2・3歩遠のいて確認し、左右の毛の長さが違う、うぶ毛が残っているなどを見つけたら、眉ハサミで調整しましょう。
(6)眉が薄い部分、ムラがある場合
髪に近い色の眉ペンシルで眉毛1本ずつを描くように、描き足します。その後は必ず、眉コームの背についているブラシ部分か綿棒で、眉頭から眉尻に向けて軽く眉をとかし、描き足し部分をぼかします。これをしないと不自然になります。
さらに渡部さんは、次のアドバイスを加えます。
「あくまで元の自分の眉の形を生かし、うぶ毛や、伸ばしっぱなしの眉毛など、必要がない毛を処理しようと考えてください。手を加えることで、『細くし過ぎない』、『毛の長さを短かくし過ぎない』ことがポイントです。
また、毛抜きを使うとやがて生えてこなくなり、スタイルを変えたいときに困ることがあるため、お勧めしません」
このとおりにチャレンジしたところ、ゲジゲジ眉毛がすっきりとして、われながら爽やか感がアップしたように感じます。眉のケアなど面倒だと思っていましたが、習慣にすると変化が楽しめることもあってすぐに慣れました。これからは毎朝、髪、ひげ、眉を整えて出かけることにします。
(白川一郎/ユンブル)
取材協力・監修 渡部純子氏。メークアップアーティスト。化粧品会社のメークアップ業務を経て、ロンドンのメークアップアカデミーにて最新の技術を習得。撮影スタジオでのヘアメーク、恵比寿のヘアサロン、各種イベントでメークアップの講師としても活動中。