函館を観光するなら絶対行くべき! おすすめ人気スポット15選

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函館を観光するなら絶対行くべき! おすすめ人気スポット15選

北海道はどんな季節でも人気の観光スポット。大学生のみなさんも、北海道観光を一度は検討したことがあるのではないでしょうか。なかでも渡島半島南東部に位置する函館は、自然、歴史、グルメと見どころがたくさんあって人気の都市のひとつです。今回はそんな函館に旅行するなら絶対に訪れたい、おすすめの観光スポットについて紹介します。


◆北海道のおすすめ観光地1 五稜郭

五稜郭

「五稜郭」は、江戸時代末期、江戸幕府によって現在の北海道函館市)郊外に建造された稜堡式の城郭です。星形の城郭は、中世ヨーロッパで普及していた形で、防御側にとっての死角が少ないなどの利点がありました。建設途中で財政難に陥り、一部の計画変更を余儀なくされましたが、この大工事には最盛期で5、6千人の人夫が携わり、箱館は大いに繁栄したそうです。函館山の麓に置かれた箱館奉行所の移転先として築造されましたが、1866年(慶応2年)の完成から2年後に幕府が崩壊。箱館戦争で旧幕府軍に占領され、一時その本拠にもなりました。

明治期には、陸軍の練兵場として使用されていましたが、その後、1914年(大正3年)からは五稜郭公園として市民に一般開放が実現しています。この時、函館毎日新聞が発行1万号を記念して、10年かけて数千本のソメイヨシノを植樹。この桜は現在も約1,600本が残っており、五稜郭は北海道内有数の花見の名所となっています。

1925年(大正11年)には史蹟名勝天然紀念物保存法に基づく史蹟に指定され、戦後に文化財保護法が制定されると、1952年(昭和27年)に特別史跡に指定されました。戦後になってからは、北洋漁業再開記念北海道大博覧会の会場に使われたり、発掘調査・復元工事が行われる以前には中広場で地元の運動会や夏季の林間学校などが行われ、また、お堀の水質がよかった頃にはプールやスケートリンクとして使用されたこともあったそうです。現在では、「五稜郭と箱館戦争の遺構」として北海道遺産にも選定されています。

<観光情報>
■住所:北海道函館市五稜郭町43-9
■交通:市電「函館駅前」〜「五稜郭公園前」下車、徒歩で約15分
http://www.goryokaku-tower.co.jp/

北海道のおすすめ観光地2 函館山

函館山

「函館山」は、函館市の市街地西端にある山ですが、陸続きの島でもあります。標高334m、周囲約9km。牛が寝そべるようにも見えることから、「臥牛山(がぎゅうざん)」とも。また、展望台のある御殿山(334m)、薬師山(252m)、つつじ山(306m)、汐見山(206m)、八幡山(295m)、水元山(280m)、鞍掛山(113m)、地蔵山(286m)、入江山(291m)、エゾダテ山(129m)、観音山(265m)、牛の背山(288m)、千畳敷(250m)の13の山々の総称でもあります。

その成り立ちは、約100万年前に海底火山の噴出物が土台となり、そこから噴火を繰り返して大きな島の広がりになり、約5000年前には渡島半島と陸続きとなりました。 函館市の中心街はこの砂州の上にあることになります。かつて、「函館山」には、要塞地帯法(明治32年法律第105号)により7年ほどかけて1905年までに砲台や発電所、観測所など17の施設が「津軽要塞」として建設されました。そのため、一帯は軍事機密に一般人の入山や函館山の写真撮影も厳しく制限されています。

第二次世界大戦終結以後、「津軽要塞」は解体され。翌1946年10月に函館山は一般市民に再び開放されることに。1948年に函館市はこの一帯326.6haを都市計画法に基づく都市計画緑地「函館山緑地」と認定。戦後は夜景の名所として全国的に有名な観光地となりました。約半世紀もの間、立ち入りが禁止されてきたので、一帯の自然が守られ、絶滅寸前といわれるエゾヒキガエルなども函館山に生息しています。

展望台からの眺めは、特に夜が美しく、神戸の摩耶山掬星台および長崎の稲佐山とともに「日本三大夜景」ともなっています。また、ミシュランガイドブックでは「極上の眺望」で三つ星として載っている観光地としても有名です。


<観光情報>
■住所:北海道函館市函館山
■交通:函館空港から タクシー、車で30分
http://www.334.co.jp/jpn/

北海道のおすすめ観光地3 金森赤レンガ倉庫

金森赤レンガ倉庫

1988(昭和63)年4月に函館のベイエリアにオープンした、函館の代表的な観光スポットといえば、「金森赤レンガ倉庫」。ここには、土産物や雑貨などを扱うショップなどによる一大コンプレックスが形成されており、地域一帯は重要伝統的建造物群保存地区、街並みは北海道遺産にも選定されています。倉庫群はテーマによって(1)「函館ヒストリープラザ」、(2)「金森洋物館」、(3)「BAYはこだて」と3つのエリアに分かれていますが、ここはかつて大分県出身の実業家、初代渡邉熊四郎が明治時代に開業した「金森洋物店」が起源。赤レンガ倉庫倉庫群は今から100年以上前に建てられたもので、壁面にある「曲尺(かねじゃく)」に「森」のトレードマークは、その開業時の商標の名残です。

(1)「函館ヒストリープラザ」には、当時の面影を残したまま利用したガラスミュージアムショップ「函館浪漫館」があり、明治の浪漫を感じさせてくれます。

(2)「金森洋物館」は、ヨーロッパの生活文化がテーマ。広大な館内には、金森倉庫の形をしたパッケージに入ったクッキー、チーズオムレット、北海道産牛乳で作ったミルクジャムなどのお店、またインポート品、生活雑貨、アンティーク品などのお店があります。

(3)「BAYはこだて」は、1882(明治15)年ごろに築造された掘割沿いにあり、チーズケーキ・メルチーズの販売店、オルゴールの専門店、函館近海で獲れたイカの墨で染めた製品が並ぶお店などがあります。

館内外には『函館ビヤホール』、『はこだてミルク工房』、『ベイサイドレストラン みなとの森』などもカフェやレストランも。ほかには季節に応じた多彩なイベントもあり、函館市民や観光客を飽きさせることがありません。


<観光情報>
■住所:北海道函館市豊川町11番5号
■交通:JR函館駅より徒歩15分
http://www.hakodate-kanemori.com/facilities/

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