函館を観光するなら絶対行くべき! おすすめ人気スポット15選 2ページ目

編集部:はまみ

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北海道のおすすめ観光地4 八幡坂

八幡坂

コマーシャル撮影やドラマでのロケハンの担当者に聞くと、具体的な風景もさることながら、大切にしたいのは、やはり、その場にしかない「空気感」だという答えが返って来たものです。その選択基準からいっても、おそらくトップレベルに入るであろう場所が、ここ函館にはあります。それは、「八幡坂」。傾斜の急な、まっすぐで幅広な斜面が270メートルほど続いています。坂の下から上まで登り切るには、かなりな苦労。サンフランシスコのようにケーブルカーが欲しいところです。下りる方も前のめりに転ばないよう注意が必要なほどですが(両歩道脇には、坂上まで手すり付きの階段が整備されています)、そこからの函館湾の眺めが素晴らしいと誰もが大絶賛の観光地。

登って行くと、突き当たりには、演歌歌手・北島三郎の出身校、函館西高校。さらにその先に見えるのは函館山。下っていく側からの景色では、ま正面に函館湾に記念館として港に係留展示されている青函連絡船・摩周丸が見え、坂を下りたあたりは赤レンガ倉庫が建ち並ぶウォーターフロント。観光客などにとっては、そうした見どころも、このまわりにはいっぱいあるので、そのワクワク感がなおさらに坂の美しさを際立たせてもいるのかもしれません。

函館山からの夜景と並んでベスト・ビュースポットとして紹介されることも多い「八幡坂」。その名の由来は、かつてこの坂を登り切ったところに函館八幡宮があったため。別名として、以前CMで年配の夫婦が手をつなぎながらスキップするシーンがここで撮影されたことから「チャーミーグリーンの坂」とも呼ばれています。


<観光情報>
■住所:函館市末広町
■交通:市電 「末広町」電停下車徒歩1分
http://www.hakobura.jp/db/db-view/2010/09/post-17.html

北海道のおすすめ観光地5 函館ハリストス正教会

函館ハリストス正教会

「函館ハリストス正教会」は、ロシア正教会の聖堂です。1858年(安政5年)に函館にまず日本初のロシア領事館が置かれ、その翌年の1859年(安政6年)、初代ロシア領事、ゴシュケヴィツチが現在の教会所在地にロシア領事館の敷地を確保。その領事館の附属聖堂として1860年(安政7年)に建てられた「主の復活聖堂」が日本で最初と位置づけられます。

初代司祭はすぐに帰国しましたが、翌1861年に来日した修道司祭(役職当時)の亜使徒聖ニコライ(ニコライ・カサートキン)によって、1868年(慶応4年)、函館において最初の日本人三名の洗礼が行われ(パウエル澤辺琢磨、イオアン酒井篤礼、イアコフ浦野大蔵)、それが日本でのロシア正教会の原型となりました。一時はキリスト教の禁制の時代もありましたが、明治に入ってからはその禁制も解け、それからは順調に正教会伝道が行われました。

1907年(明治40年)には、函館の大火で最初の建物は焼失しましたが、1916年(大正5年)には現在のロシア風ビザンチン様式の聖堂として再建されています。1882年(明治15年)には管轄司祭として初めて日本人の司祭ティト小松韜蔵が着任し、次第に日本の正教会として根付いていくことになりました。1983年には国の重要文化財にも指定されています。

聖堂は、レンガ造りの建物の壁は白色の漆喰塗で仕上げられ、緑色の銅板を用いた屋根には冠型をしたクーポル(ドーム状の小塔)が6つ。そのそれぞれには十字架が添えられています。正面玄関上にそびえる八角形の鐘塔に現在取り付けられている鐘は現在5代目。市民には、鐘の音から「ガンガン寺」の愛称で親しまれ、その鐘の音は1996年(平成8年)、環境省「残したい日本の音風景100選」に選ばれました。


<観光情報>
■住所:北海道函館市元町3-13
■交通:市電「十字街」電停下車徒歩15分
http://orthodox-hakodate.jp/

北海道のおすすめ観光地6 旧函館区公会堂

旧函館区公会堂

函館市元町、函館港を見下ろす高台に建つ旧函館区公会堂は、明治43年(1910年)に建てられたコロニアルスタイルの歴史的建造物。昭和49年には国の重要文化財に指定されておりブルーグレーとイエローの外観の配色がゴージャスな雰囲気です。

歴史をたどると‥‥‥明治40年(1907年)の大火で、町会所が焼失。新たな集会所の建設に地元の豪商、相馬哲平が50,000円の寄付を申し出、明治43年(1910年)、工費58,000円余りで完成したのがこの建物です。当初、ここでのホテル営業も構想されましたが実現していません。明治44年には大正天皇が皇太子殿下として行啓の際、ここに宿泊され、館内は貴賓室や130坪の大広間など、当時の華やかな雰囲気をそのままに残しています。札幌の豊平館と並び、明治期の洋風建築として典型的なものと言えるでしょう。

左右対称のポーチの袖妻には唐草模様。玄関や回廊を支えるコリント式の円柱の柱頭には洋風の装飾。和様混交のバランスも見事です。本館の延べ床面積は1,761.308平方メートル(533.73坪)。付属棟は138.815平方メートル(42.06坪)の広さがあります。ここで、観光客などに嬉しいのは、「ハイカラ衣裳館」で好みの歴史衣装が借りられ、さらに美容師が、貸し出される衣裳に合わせたヘアスタイルを整え、ポイントメークも施してくれること。ドレスに合うティアラ・ネックレス・イヤリングなどのアクセサリーも借りられます。函館観光の思い出に、広大なダンスフロアで、明治の令嬢になりきってみるのも一興です。


<観光情報>
■住所:函館市湯川町1-32-1
■交通:市電 (函館駅前電停→函館どっく前行き)「末広町電停」下車 徒歩7分
http://www.zaidan-hakodate.com/koukaido/

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