日本と全然違う! 海外の大学入試ってどんなシステムのものがあるの?

学生の窓口編集部
2015/10/18
学生トレンド
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日本の場合、大学に入学するには大学が独自に行っている入学試験を受けたり、共通入学試験の「大学入試センター試験」を受けたりするのが一般的です。では、諸外国の「大学入試」はどのようになっているのかご存じですか?

今回は、アメリカやイギリス、また中国といった諸外国の大学入試について調べてみました。

●アメリカの場合

アメリカで大学に入学するには、高校の成績以外に「SAT」や「ACT」という共通テストの成績を重視するのが一般的です。これらの結果が大学が定めた基準に達していれば、入学することができます。「SAT」や「ACT」は年に6-7回も行われ、何度も受験することが可能です。また、日本と違い生徒を通年で募集している大学が多く、入学も一年のどのタイミングでもOKだったりします。

●ドイツの場合

ドイツでは、大学に入学するために「アビトゥーア」という資格が必要です。例外もありますが、このアビトゥーアを取得すれば、入りたい大学に試験などを受けずに入ることができます。ただし、アビトゥーアを取得するには、大学進学を目指す「ギムナジウム」という9年制の学校に入ってアビトゥーア試験を受け、合学しないといけません。試験は1年に1度行われ、最大で2回までしか受けられません。しかし一度合格すれば、死ぬまでずっと有効なのです。

●イギリスの場合

イギリスには、日本の「大学入試センター試験」のような統一入試システムはありません。ただし、大学に入学するには、「GCE」という試験の「Aレベル」のグレードに合格していることが入学基準の一つとなっているのが一般的です。この「GCE」のAレベルを受けるには、まず義務教育終了の15-16歳時に「GCSE」という試験を受け、優秀な成績を残さないといけません。成績優秀者はGCEに向けた教育を行うスクールに入ることができ、2年間GCEAレベルの受験を目指して勉強をします。その後「GCE」のAレベルを受験するのです。この試験の結果や面接によって大学の入学の可否が決まります。

●フランス

フランスでは大学に入学する際に「バカロレア」という国家資格を取得する必要があります。バカロレアは3つの種類があり、その中で大学やグランゼコールという高等専門教育機関に進むためのものが「普通バカロレア」というものです。バカロレアの取得試験は年に1回、6日間かけて行われます。バカロレアに合格すると、その資格は終身有効となります。試験は受験数の上限がありません。もし不合格になった場合はそのまま高校に留年するか、日本と同じように予備校などに通う場合があります。

●中国

中国の大学受験は「全国普通高等学校招生入学考試」と呼ばれるものです。全国一斉で行われる試験で、毎年1,000万人以上が受験します。毎年ものすごい騒動になっているので、ニュースなどで見たことがある人も多いでしょう。全国統一試験ではありますが、実施は各自治体が請け負っており、受験登録のスケジュールなどが地域ごとに異なっていたりします。また、各大学の募集枠が都市ごとに割り振られているケースもあり、例えば北京市は500人募集しているのに他の地域は50人、といったことがあります。そのため「地域によって難易度が変わる」のです。これを不公平だと訴える人もいるそうです。

アメリカやイギリス、中国といった国の大学試験について紹介しました。日本と違い、「大学に入るための資格」というものがある国もあるのです。皆さんは、日本や中国で一般的な「統一試験」制度と、フランスやドイツなどの資格制度では、どちらがいいと思いますか?

(中田ボンベ@dcp)

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