どうしてこんなに多い? 知らないで使っている「◯◯の秋」の由来

学生の窓口編集部

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暑さ寒さも彼岸までということで、だんだんと過ごしやすい季節になってきましたね。秋と言えば「○○の秋」と言われることも多いですが、なぜこの言葉が使われるようになったか知っていますか。知っていると更に面白い「○○の秋」について、今回はチェックしてみたいと思います。

■なぜ読書の秋?

秋は読書の秋と言われる事が多いですが、なぜなのでしょうか。実は、この語源は古代中国にさかのぼります。韓愈が詠んだとされる「灯火親しむべし」という句が元になっていて、秋の夜長は過ごしやすく、明かりをつけて読書をするのに適していることから「読書の秋」という言葉が普及していったそうです。現代では暑い時期には空調で部屋を涼しくすることができますが、昔は暑くても暑さを和らげるものがなかっただけに、""涼しくなる時期に読書を""という句を知ると、改めて今の社会がより便利になっていることがわかるのではないでしょうか。

■なるほどそうだったか、スポーツの秋

次はスポーツの秋についてです。秋は暑すぎず寒すぎない気候からスポーツに適しているため、スポーツの秋というイメージが浸透していますが、実はまた別の側面が。それは1964年10月に東京オリンピックが開催されたのを機に10月10日が体育の日に制定され、それ以降体育の日にスポーツにまつわる振興が活発になってきたという説があるのです。今から50年以上も前からスポーツの秋はあったことを知ると、改めてその奥深さを感じますね。

■季節ならではの味覚を味わう食欲の秋

最後は最も有名な食欲の秋についてです。食欲の秋というと夏は気温が高く食欲も減退しますが、秋になると気温が安定し過ごしやすくなる分、食欲も増すと考えていた人も少なくないのでは。「食欲の秋」は秋に収穫を迎えるものが多かったからこそ、豊作や季節の食べ物を食することをありがたく思い、食欲の秋と言われていたそうです。今は一年を通していろいろな食材が季節を問わずスーパーで販売されていますが、昔は季節ごとの味覚を味わい楽しむというのが主流でした。その分、秋に収穫する味覚が多く食欲も増したのかもしれませんね。

いかがでしたか。元をただせばきちんとした語源があった「○○な秋」。「やっぱり」というものから、「なるほど」と思えるものまであったのではないでしょうか。雑学として知っているとちょっとした場面で話のネタになるかもしれません。みなさんは「○○な秋」はどのようにして楽しみますか。

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