2020年の東京オリンピックでメダルを狙えるかも! という期待の若手アスリート9選

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2020年に東京でオリンピックが開催されます。競技場やエンブレムの問題など、よろしくない部分で注目されていますが、そんなことよりも注目したいのはやはり2020年にメダル候補となる日本人選手でしょう。今回は、そんな東京五輪でメダルが期待できるかもしれない若手アスリートをピックアップしてご紹介します。

■もしかしたらこの中から東京五輪のメダリストが……?

●桐生祥秀選手(陸上)

まず有望株一番手は、現在東洋大学に所属する桐生祥秀選手です。高校時代には、非公式記録ながら10秒01という日本歴代2位のタイムを記録。これがきっかけで全国的に有名になります。その後も高校3年生で世界選手権に出場。これは短距離個人種目では初の高校生代表でした。2015年の前半はけがの影響もあり休養していましたが、9月に開催されたインカレで復帰。100メートルで見事に優勝しました。

●サニブラウン・アブデル・ハキーム選手(陸上)

2015年の今年、日本陸上界に大旋風を巻き起こした存在といえば、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手でしょう。世界ユース選手権で100、200メートルを制し2冠達成。しかも200メートルの記録はあのウサイン・ボルトのユース大会記録を更新するものでした。また、世界選手権にも出場。残念ながら決勝進出はなりませんでしたが、大きな可能性を抱かせてくれました。

●高松望ムセンビ選手(陸上)

陸上は短距離ばかりが注目されていますが、中長距離でも注目の選手がいます。それが高松望ムセンビ選手です。2015年現在は大阪薫英女学院高等学校に通う高校生ですが、2014年の南京ユースでは3,000メートルで優勝。また、2013年の全国都道府県対抗女子駅伝では6人抜きで区間記録を更新しています。妹の高松智美ムセンビさんも同じく全国都道府県対抗女子駅伝で活躍するなど、姉妹で飛躍が期待されます。

●萩野公介選手(水泳)

水泳界の若手注目株といえば、まず挙げられるのは萩野公介選手でしょう。高校生だった2012年に、ロンドンオリンピックの「男子400メートル個人メドレー」で銅メダルを獲得。その後も、アジア競技大会やパンパシフィック水泳選手権で、メドレー競技での強さを見せつけています。ただ、2015年はけがや体調不良で思ったような成績が出せず、さらに7月には肘の骨折など不運に見舞われました。2020年の前に、2016年リオデジャネイロオリンピックの代表内定を目指して再スタートでしょう。

●瀬戸大也選手(水泳)

先ほど紹介した萩野公介選手と、少年時代からライバルとして競い合っていた選手が、瀬戸大也選手です。オリンピックにおいては萩野公介選手に先んじられましたが、大きな大会では萩野選手を上回る成績を残しています。2015年に行われた世界水泳選手権では、400メートル個人メドレーで優勝し大会2連覇。リオデジャネイロオリンピック代表権を獲得しています。瀬戸大也選手もまだ21歳。2020年も楽しみです。

●渡部香生子選手(水泳)

女子水泳では、渡部香生子選手が注目株です。高校生時代から日本新記録を樹立するなど注目されていましたが、やはり大きく有名になったのは2015年8月に行われた世界選手権でしょう。この大会では女子200メートル個人メドレーで銀メダル、そして200メートル平泳ぎでは世界記録保持者を破っての優勝と、大きな飛躍を見せました。まだ18歳。リオデジャネイロオリンピック出場も内定していますが、2020年も期待できるでしょう。

●伊藤美誠選手(卓球)

強豪選手が多い日本の卓球界の中で、若手注目の存在が伊藤美誠(みま)選手です。まだ14歳ですが、2015年3月のITTFワールドツアーでシングルス優勝し、これが世界最年少の記録となりました。2015年世界卓球選手権でも日本代表に選出。女子シングルス1回戦で勝利し、これも日本選手の最年少勝利記録となります。この大会ではベスト8まで進出しました。また、同じ年の平野美宇さんとペアを組むダブルスでも好成績を残しており、こちらでも活躍が期待されます。

●山口茜選手(バドミントン)

バドミントンの新星として注目されているのが山口茜選手です。まだ中学生だった2012年に史上最年少でバドミントン日本代表に選出される快挙を成し遂げました。高校進学後も、国内だけでなく国際大会でも優勝をするなど、着実に実績を重ねています。特にインターハイでは2015年大会も優勝し、史上初のシングルス3連覇を達成しました。9月のヨネックス・オープンでは惜しくも優勝を逃しましたが、国際的にも注目されている選手です。

●宮脇花綸選手(フェンシング)

男子代表の躍進が目立つ日本フェンシング界ですが、最近は女性選手の活躍も注目されています。そんな女性フェンシング選手の若手では、宮脇花綸選手が特に注目を浴びている存在。宮脇選手は、2014年に行われたユースオリンピックの女子フルーレで銀メダルを獲得し、2020年の東京オリンピック候補として脚光を浴びました。全日本選手権でもベスト8に入るなど、着実に力を付けています。

数多くいる若手注目アスリートの中から、ピックアップしてご紹介しました。桐生祥秀選手やサニブラウン選手、萩野公介選手や瀬戸大也選手といった有名どころはもちろん、まだ原石の山口茜選手や宮脇花綸選手もぜひ覚えておいてください。2020年に「前から注目していた!」と自慢できるかもしれませんよ?

(中田ボンベ@dcp)

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