なんでこれが!? 中国が規制した日本の38のアニメ

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2015年6月に、中国文化部が国内の動画サイトに向けて「公開すると罰則になるアニメ」のリストを公開しました。いわゆるブラックリストというものですが、実はこのとき公開されたリストの対象アニメは全て日本のアニメでした。では、どんな日本のアニメが中国で規制対象になったのでしょうか?公開されたリストには38作品のタイトルがありました。そのタイトルをご紹介します。

■中国文化部が発表したリストに掲載されていたアニメ一覧

●『残響のテロル』

2014年放送の作品。少年が日本国内でテロを起こす描写が話題になりました。

●『BLOOD-C』

2011年放送。退魔の力を持つみこと異形の存在との戦いを描いています。過激なグロ描写が登場しています。

●『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』

ゾンビだらけになった世界であがく少年少女を描いた作品です。アニメは2010年に放送。

●『Ergo Proxy』

2006年放送の文明社会崩壊後の世界を舞台にしたSF作品。WOWOWで放送されコアな人気を得ました。

●『寄生獣』

パラサイトと呼ばれる生物に寄生された人間たちの葛藤・悲哀を描いた作品。実写映画化もされ話題に。

●『スカルマン』

石森章太郎原作。2007年放送のアニメ版は架空の日本を舞台に、スカルマンの暗躍とそれを追うカメラマンの姿を描いています。

●『Another』

母の実家に転校してきた中学生が、学校で起こる凄惨(せいさん)な「災厄」の謎を解くために奔走するサスペンスアニメ。

●『インフェルノコップ』

ウェブで公開されたショートアニメ。インフェルノコップが街の悪党を次々に成敗します。

●『アフロサムライ』

アフロヘアの侍が父の敵を討つために各地を放浪する物語。日本よりもアメリカでの人気が高い作品です。

●『東京喰種トーキョーグール』

人を食らう怪人「喰種」(グール)の臓器を移植され、半分だけ喰種になってしまった少年の葛藤を描いた作品。

●『ソードアート・オンライン』

オンラインゲームの世界に閉じ込められてしまった主人公たちの脱出劇を描いた作品。アニメは2期まで放送されています。

●『東京ESP』

超能力を持つ主人公と、同じく超能力を駆使して日本を占拠しようとするテログループとの戦いを描いた作品です。

●『東京レイヴンズ』

陰陽師候補の少年たちが、「霊」が起こす災害を阻止するために奮闘する物語。

●『デビル メイ クライ』

テレビゲームが原作のアニメ。悪魔を狩るデビルハンターの活躍を描いています。

●『Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-』

「不死者」の主人公が体験した100年間の出来事をつづったアニメ。過激なエログロ描写が話題になりました。

●『新妹魔王の契約者』

魔王の娘と義理の兄妹になった勇者の一族である少年の活躍を描いた作品。性的な行為を思わせる過激な描写が多く登場しました。

●『進撃の巨人』

壁に囲まれた町で生きる人々と、そこに来襲する巨人との戦いを描いた作品。実写映画も公開されました。

●『コープスパーティー』

パソコンゲームが原作のホラーアニメ。不気味な世界に閉じ込められた少年少女が元の世界に戻るまでの過程を描いています。過激なグロ描写があります。

●『ストライク・ザ・ブラッド』

吸血鬼の少年と、それを監視する立場に置かれた少女が共に襲い来る敵と戦う物語。

●『DEATH NOTE』

「名前を書き込んだ相手が死ぬ」という謎のノートを手に入れた少年が、世界を変えようと暗躍する物語。テレビドラマも放送されました。

●『デッドマン・ワンダーランド』

殺人事件の犯人と疑われ刑務所に送られてしまった少年が、自らを巻き込んだ巨大な陰謀に立ち向かうストーリー。凄惨な描写が多い作品でした。

●『デート・ア・ライブ 第2期』

不思議な能力を持つ少年と、異世界から現れた「強大な力を持つ少女」たちとの交流を描いた作品。なぜかこの作品は2期だけ狙い撃ちです。

●『PSYCHO-PASS サイコパス』

近未来の日本を舞台に、公安局刑事課に配属された女性監視官の活躍を描いたアニメ。凄惨な描写も多く話題になりました。

●『デビルマンレディー』

悪魔の力を持ち、デビルマンレディーに変身することのできる女性の過酷な運命を描いた作品。

●『School Days』

2人の女性と1人の男性との恋模様を描いた作品。物語終盤のショッキングな展開は有名です。

●『エルフを狩るモノたち』

異世界に召喚された少年少女が、元の世界に戻るために女性エルフを次々に「脱がしていく」というストーリーの作品。

●『エルフェンリート』

人類を滅亡させる存在である女性型ミュータントと、それを知らずに彼女を保護した少年との交流を描いた作品。凄惨な描写が多いことで注目されました。

●『ハイスクールD×D』

高校生の少年と、悪魔・天使・堕天使の少女たちとの交流を描いたファンタジーアニメ。性的な描写が多いのが特徴です。

●『百花繚乱(りょうらん) SAMURAI GIRLS』

徳川幕府の治世が続く架空の日本を舞台にした作品。高校生の少年と、歴史の偉人の名を持つ少女たちとの交流を描いています。

●『だから僕は、Hができない。』

高校生の少年が数カ月後に迫る自らの死を回避するために、突然現れた死神の美少女と共に奔走する物語。

●『GIRLSブラボー』

女性恐怖症の少年が、異世界から現れた少女たちと成り行きで暮らすことになる……というストーリーの作品。2期がR-15指定となっています。

●『かのこん』

高校生の少年と、妖怪の少女との恋模様を描いたラブコメディー作品。性的な行為をイメージさせる過激な描写が多いことでも話題になりました。

●『はぐれ勇者の鬼畜美学』

異世界で魔王討伐を果たし、元の世界に戻った少年が主人公のファンタジー作品。

●『桜通信』

予備校生の主人公と2人の女性との三角関係を描いた作品。アニメは1997年にOVAという形で発売されました。

●『暗殺教室』

強大な力を持つ異形の存在が学校の教師となり、その生徒たちと暗殺バトルを繰り広げる作品。

●『黒執事 Book of Circus(第3期)』

名門貴族の若き領主とそれに仕える執事が、次々に起こる事件や陰謀に立ち向かう、というストーリー。

●『CLAYMORE』

人を食らう妖魔と、妖魔を倒すために生み出された半妖魔との戦いを描いた作品。

●『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』

架空の人工都市を舞台に、吸血鬼の女王とその従僕たちの活躍を描いた物語。アニメは2010年に放送されました。

こうした38作品が規制の対象になっているのだそうです。対象になった作品の特徴としては、

・「エロ描写が多い」……『新妹魔王の契約者』『GIRLSブラボー』『かのこん』など

・凄惨なグロ描写が多い……『BLOOD-C』『コープスパーティー』『エルフェンリート』など

・テロや国家に反する行為などが描かれている……『残響のテロル』『東京ESP』など

などが挙げられます。他にも、『アフロサムライ』などが挙げられているのを見ると、侍や刀など日本の文化・歴史とアメリカが結び付いているようなのも駄目なのかもしれません。

また、規制までいかずとも『ドラえもん』が「日本の文化侵略だから危険!」と騒がれたことがありましたね(笑)。

もしかしたら今後さらに規制対象となる作品が追加されていくかもしれません。次はどんな作品が規制対象になるのでしょうか?

(中田ボンベ@dcp)

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