理由はわからないけど心に残る! なぜか気になる四字熟語「五里霧中はゴリラをイメージしちゃう」 2ページ目
■夢は大きく
・「鶏口牛後(けいこうぎゅうご)。音読した時の響きが好きで気になります」(女性/32歳/ソフトウェア)
「むしろ鶏口となるも、牛後となるなかれ」という言葉から成った四字熟語。目指すならやっぱりトップですよね!
■次々とわいてくる!
・「興味津々(きょうみしんしん)。津々って、なんでシンシンなんだろうと思う」(男性/44歳/情報・IT)
「津」とは港を指す言葉で、二字重ねると、あとからあとから水が湧き出てくるという意味になるそうです。
■手を抜かないで
・「千射万箭(せんしゃばんせん)。千射万箭の千射が戦車みたいだからかっこいい」(男性/42歳/自動車関連)
意味は、たとえ千本、万本の弓を射るとも、決して一本をおろそかにしてはいけないということ。座右の銘にしたいですね。
■どっちがどっち?
・「天地無用(てんちむよう)。未だに意味が分からないです」(女性/31歳/その他)
「どっちが天でも地でも心配ご無用!」という意味かと思ってしまいますが、実際は「ひっくり返してはいけない」という意味。「無用」はこの場合「禁止」と同じです。
■お酒あるある?
・「悪酔強酒(あくすいきょうしゅ)。強い酒を飲んだ結果悪酔いをした、と解釈されるがそうでもないらしい」(男性/50歳/団体・公益法人・官公庁)
「悪酔」とは酔うことを悪いことだと思うことで、「強酒」とは無理に酒を飲むこと。つまり、悪いと思いながらやってしまうという意味ですね。なかなか誘惑には勝てません。
■必殺技の名前みたい?
・「付和雷同(ふわらいどう)。なんかかっこいいため」(男性/28歳/金融・証券)
この呪文を唱えると、雷を使った攻撃が発動!? でも実際の意味は「自分の主義を持たず、簡単に他人に同調すること」ですから、あまりカッコよくないんです。
あまり耳慣れないものでも、意味を聞いてみると共感してしまうものは多いはず。「わたしの座右の銘は……」なんて、難しい四字熟語を言えたらカッコイイかも!
文・OFFICE-SANGA 相羽亜季実
調査時期:2015年7月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:20歳から60歳の社会人381人(インターネットログイン式アンケート)