講義にサークルに恋愛にと、やりたいことだらけの学生生活。その中にはアルバイトも入っていたのではないでしょうか。短期のバイトでガッツリ稼ぐ方法もありますが、同じバイトを長く続けるほうが、スキルや経験などお金以外に得られるものがたくさんあります。では、長く続けられるバイトにはどんなものがあるのでしょうか。社会人のみなさんに3年以上続いたバイトと、その理由を聞いてみました。

■居酒屋
「店長を含め、プライベートで遊ぶほどスタッフの仲が良かった居酒屋バイトは、働きやすくて4年ほど続いた。そのときの仲間とは、いまでも付き合いがある」（女性／34歳／IT）

居酒屋はいつも忙しく動き回っているイメージですが、忙しいからこそスタッフ同士の団結力が生まれるのでしょう。

■家庭教師
「担当の子が中学を卒業するまでの3年間、家庭教師のバイトを続けていた。家庭教師は一度生徒と信頼関係を築くと、進級しても辞めにくいので長続きする」（女性／30歳／出版）

筆者も家庭教師のバイトをしたことがありますが、4年間続きました。生徒や親御さんとの相性がいいと、その子が学校を卒業するまで担当することが多く、結果として長続きしやすいのでしょう。

■コンビニ
「学生時代、コンビニで4年ほど働いた。当時は廃棄のお弁当が食べ放題だったので、食費がかからず助かっていた」（男性／36歳／車関係）

今は衛生面への配慮から、廃棄のお弁当を持ち帰り禁止にしているお店がほとんどですが、学生にとって食費を浮かせられるのは大変ありがたいこと。飲食店のバイトなどはまかない付きだから、と続けている人もいるのではないでしょうか。

■公共図書館
「大学時代に公共図書館で3年間働いていた。利用者の方に顔を覚えてもらえたり、年上のスタッフにかわいがってもらったりと、とても楽しい職場だった」（男性／28歳／出版）

バイトが長続きするかどうかは、どんな人に囲まれて仕事をするかも重要なポイントです。