高身長の人は、足のスペースが足りなかったり、頭がうまく固定されなかったりと飛行機でいろいろと不便を感じているようです。そんな人に朗報！ みんなが快適に過ごせるように身長に配慮してシートを設計するという試みがあるようです。詳しくご紹介しましょう。

飛行機に乗る人の中には、足の長い人、背の高い人、太った人、痩せた人、また、子どもからお年寄りまでさまざまな人がいますよね。従来のシートは平均的な体型に合わせて設計されていましたが、多様化する利用客層に合わせて、シートも開発しなおす必要があるということで、海外の航空会社では新しいシートの形が考案されています。

まずは、足の長い人に足を延ばせるスペースを提供するサービスです。このサービスはチェックインの際に乗客の身長を記録し、身長の高い人と、身長の低い人の座席を前後に配列するという仕組みです。もともと座席の一部を、足のスペースを広くとった座席の後ろにスペースが狭くなった座席を配置するように設計し、乗客を身長によって上手に振り分けることで成り立つサービスですが、もちろん狭いスペースの座席でも体に負担になったり、不自由に感じたりしないように配慮がなされるということです。

まだまだ実際の運用には問題点もありそうですが、このようなアイディアをたくさん出し合って、乗客一人一人が快適な時間を味わえるようにしてほしいものですね。

参考：New seat design is the best news for tall travellers