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【連載】何冊読めば東大に行ける?<小学低学年期から高学年期その2>

降旗靖夫
2015/09/02
ニュース
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<読めない字がでてきたら……親御さんの対応の仕方>

年長になって、早めに(小4から小5くらい)電子辞書を与えていると、子供はいろいろと検索し、知見を深めていきます。紙の辞書の方がよいのでは? という方もいるでしょうが、最近の電子辞書は本当に高機能でして、いろいろな機能がついているので、好奇心を刺激するには良いツールだと言えます。

電子辞書を与えておくことで、子供たちは自分でわからない言葉(だけでなく動植物とかも引けます)を手軽に調べることができ、そこから派生した知識をいろいろと吸収したり、見識を深めることができます。これが後々、勉強の方にもつながりますし、ひょっとしたら表現者としての才能を開花させる原因になるかもしれません。

また、「この字なんて読むの?」なんてよく聞かれると思うのですが、「辞書引け!」と全て言ってしまわずに、読書の初期段階ではその場で教えてあげることも大事です。ここでいちいち辞書を引いていると、興味の新鮮さが失われ、そこで読書をやめてしまうパターンもあります。また、辞書を引かせたいならば、親御さんが最初のころは一緒に調べてあげることをおすすめします。

このようにして、ある程度活字が読めるようになってきたころに、次から述べる鉄板読書シリーズにお進みください!

<鉄板のハリーポッターシリーズ>
僕の今までの指導経験の中で、ハリーポッターシリーズを全巻読んでいる子は、必ず頭が良く、良い受験結果を出しているというジンクスがあります。そもそも7シリーズにわたる十数冊の本を一気に読んでしまえるだけで、それは相当な集中力が必要とされることがお分かりになると思います。確かに、英語版に比べると、原語での良さが分かりにくい部分はあるのですが、和訳版も丁寧に訳されていますし、良質な物語であることは間違いありません。

長い上、登場人物が多く、伏線もしっかりしており、理解するにはかなりの知力を要します。やはりそのような良質な作品を読み進めていくことが、子供の知能を大きく伸ばします。静山社からでている文庫版シリーズでは、フリガナもしっかりふってあり、低学年の子でも読めるようにできています。子供の手にも無理のない大きさで、ストレスなく読むことができます。

また、映画やテーマパークなどからなんとなくそのシリーズに興味を向けることができ、スムーズに入っていきやすいです。ハマった子はもう何も言わなくても、勝手に最終巻まで読んでしまいます。中には2周3周と読んでしまう子も多く、ここからさらなる読書に突き進んでいく子も少なくありません。

僕も読んでみましたが、そこまで子供扱いした文体ではないし、単純に物語も面白く、かなり楽しめました。ファンタジーが好きなお子さんであれば、楽しく読んでくれることでしょう。将来は「原文で(英語で)読む!」と、英語学習への意欲にもつながることもあります。

<ハリーポッターに持っていくまでの道筋>
いきなりハリーポッターを読んでくれればいいのですが、そうもいかない場合はもう少し、楽しそうでわかりやすそうなものを先に与えておくことをおススメします。これまでの僕の指導経験の中でよくあった読書パターンは以下の通りです。

・マジック・ツリーハウスシリーズ→20冊くらい読んでからハリーポッター

・ヒックとドラゴンシリーズまたはデルトラクエストなどのファンタジーもの→ハリーポッター

・黒魔女さんシリーズや怪盗レッドなどの青空文庫やつばさ文庫などの冒険もの→シャーロック・ホームズなどのミステリーシリーズ→ハリーポッター

・はやみねかおるさん(名探偵夢水清志郎シリーズなど)や宗田理さんのシリーズ(ぼくらのシリーズなど)→ハリーポッター

と、何段階か読書自体を楽しくするような、且つ活字が主体のものを与えて、徐々に慣らしてあげる方法が有効です。

もちろん、その途上で、ハリーポッター以外のものにも興味を示すことが必ずありますので、その場合は「最後まで読め」と言ってしまうのではなく、どんどん興味が向いたほうの本を与えてしまいましょう。全ての図書を購入していると、なかなか大変ですので、やはり図書館や図書室をうまく利用して、たくさんの本を見せて「次にこれを読もう」という本を見つけさせながら、次への読書のステップを踏ませるのが良いでしょう。

次回は、「ハリーポッター後、中高生の読書」と題して書いてみたいとおもいます。



【著者プロフィール】長谷川智也

兵庫県私立白陵中・高卒。東京大学農学部卒、同大学院中退。大学1年から中学受験の家庭教師をはじめ、在学時よりセミプロとして活動。大手塾勤務を経て現在では、受験ブログ「お受験ブルーズ」を通じて、小学生から高校生まで幅広く教育コンサルやプロ家庭教師指導を展開。社会人バンド活動と同人表現活動を愛している。

「お受験ブルーズ」http://ameblo.jp/jyukuko/



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