楽しみにしていた大学生活。部活に入ったりサークルに参加したり、友人をいっぱい作って楽しむぞー！と、意気込んでいたものの、そんなに気の合う仲間も見つけられず、ひとりぼっちな毎日を過ごしている人も多いのではないでしょうか。でも、ぼっちが寂しいなんていうのは古い昔の話です。自由気ままに、ぼっちを楽しむマインドを身につけましょう。

■ぼっちを全面的に受け入れよう

誰とでもすぐ仲良くなって、いつもたくさんの友人に囲まれている。そんな人を見る度に、羨ましいなと思いつつ、そうできない自分にじれったさを感じたことはありませんか。大学に入学した時には同じスタートラインに立っていたはずが、なぜ自分だけ仲間ができずにぼっちになってしまったのだろう…。どこに理由があるのだろう。そんな風に悩んでしまうこともありますよね。集団生活の中でぼっちになる人には、やはりそれなりの理由や傾向があります。まず1番多いのが、元々の性格が内向的で人見知りをしてしまう人です。容姿や成績など、自分自身にコンプレックスを持っている人も、他人と関わりを持つのを避ける傾向があります。性格と関係のない理由では、体臭や口臭、センスの悪さや清潔感など、本人に何らかの問題があり、なおかつ、それが自分で気付けていないことも意外に多いものです。どうしてもぼっちは嫌だと、一念発起して自分を変えていくという方法もありますが、性分や性格はそう簡単に変えることはできません。無理をして社交的な自分を演じ、疲れてしまうよりは、ぼっちを受け入れて楽しんでしまう方が精神的にラクになれるのではないでしょうか。

■開き直って心を強く持つ

ぼっちの大学生活で一番気になるのが周囲からの視線ですよね。「あれ、あの人また１人でいるよ」「もしかして、ぼっちなんじゃねーの？」誰に責められているわけではなくても、そんな風に周囲に思われているのじゃないかと考えてしまうものです。自分なりにぼっちの大学生活を楽しんでいた人が、久しぶりに会った知人に「◯◯って、最近見ないから大学辞めたのかと思ってた」と言われ、深く傷付いたという話もあります。ぼっちでいることに引け目を感じていると、そういった何気ないひとことが胸に突き刺さってしまいます。でも、ぼっちは基本的に1人です。困った時に助けてくれる人も、悩みを聞いてくれる人も、大学の中にはいないのだと覚悟を決めましょう。その上で、1人でいることの何が悪い？ 誰にも文句なんて言われる筋合いは無いんだと、開き直ってしまえば良いのです。

■ぼっちが大学生活を楽しむ方法

友人や仲間がいなくても、ぼっちが大学生活を楽しむ方法。それは、しっかり学んで将来に生かすことです。たくさんの友人に囲まれて賑やかなキャンパスライフを楽しんだとしても、中身がスカスカで何も身に付いていなければ、時間とお金をドブに投げ捨てるのと同じことです。1度の授業に支払っているお金は安くありません。誰にも甘えることなく、しっかりと自分で授業に出てノートを取ることが、自分自身の将来の充実に繋がっているのです。

■情報は自分で集めよう

書類の提出日や就職活動の情報、大学に関しての重要な情報など、普通なら友人経由で拡散される情報もぼっちには回ってきません。ですから、ぼっちが必要な情報を確実にキャッチするためには、頻繁に事務局へ顔を出すしかありません。特別な用事が無くても、2週間に1度は事務局に行き、新しい情報が更新されていないかチェックしましょう。

ぼっちと聞くとマイナスのイメージばかりが先行しますが、友人に影響されないからこそ身に付くものも大きいです。大学生活を楽しかったと思えるかどうかは、友人の数ではなく、自分が納得した有意義な毎日を送れたかが、一番大切なのではないでしょうか