お金が掛かるといわれる私立大生「1日当たりの生活費」ってどうなっている?

学生の窓口編集部

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大学時代は「時間はあるけどお金はない」なんていわれます。現在の大学生の生活費はいくらぐらいなのでしょうか? ちょっと衝撃的なデータがあります。大学生の生活費がどんどん減っているというのです。

「東京私大教連」では、東京近郊の私立大学(短期大学含む)14校に通う新入生の家庭を対象に「私立大学新入生の家計負担についてのアンケート」を行いました。東京私大教連が同団体のサイトで公表したデータによりますと……。

■仕送り金額は減少している! 1日当たり「897円」になる!

2014年の仕送り金額の平均を見てみますと、

・5月:10万2,400円(2,600円減少)

・6月以降:8万8,500円(500円減少)

となっています。5月は入学直後の新生活ということで、もろもろ出費がかさみます。毎年この5月が仕送り金額のピークとなるそうですが、ここで大きくマイナスの結果。6月以降の平均仕送り金額でもマイナス傾向は回復していません。

この6月以降の仕送り金額の平均「8万8,500円」というのは、データのある1986年以降で最低の金額です。

この仕送り金額から家賃を負担しなければなりませんね。同データによれば家賃負担の平均金額は「6万1,600円」です。つまり、

「8万8,500円」 - 「6万1,600円」 = 「2万6,900円」

となって、「2万6,900円」が新入生がその月に使える金額です。1日当たりに直すと「896.7円」となります。約897円しか1日に使えないわけです。

これはかなり厳しい金額ではないでしょうか。電気代、ガス代、水道代などライフラインの負担もありますので、恐らく仕送りだけでは生活できないでしょう。やはりアルバイトなどして自分でお金を稼がないと、生活が成り立たないですね。

■各家庭の負担はかなり重い!

子供を大学に通わせるために、入学費用を「借り入れ」して賄ったと回答した家庭は「17.6%」に上っています。その借入金額の平均は「180万7,000円」(12万1,000円増)で2000年からのデータでは過去最高金額です。

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