すぐボロボロにしてない? 意外と知らない「カバン」の寿命をのばすお手入れ方法4つ
毎日使うものだけど、カバンの手入れの仕方は意外とわからないもの。そこで、皆さんのカバンの手入れに関するお悩みとケアの仕方をご紹介! しっかりと手をかけてあげればカバンの寿命を延ばすことができますよ。それでは早速見ていきましょう!
■お手入れは1週間に一度
「靴の磨き方はなんとなくわかるんですよ。でも、カバンのケアの仕方はよく知らなくて。そもそもカバンってケアとか必要なんですか?」(24歳/男性/メーカー勤務)
カバンのケアを怠ると匂いの原因になりますので、せめて1週間に1度はやっておきたいところです。まずは、柔らかめの靴用のブラシを使って、全体的に外装の埃を払いましょう。それから、中身を全て出し、内装の縫い目の溝に溜まった埃をかき出します。そして、最後に粘着シートが付いたローラー式の「コロコロ」をかければ完了です。
■革製品のケアで気をつけるポイント
「先日のボーナスで革のカバンを買ったんですが、けっこういい値段だったので、長く使いたいんです。気をつけた方がいいことってあるんでしょうか?」(33歳/男性/金融)
革のカバンの大敵は、水。3日に1度は防水スプレーをかけるのと、気づいたときに靴用クリームでの保湿を心がけてください。革とクリームの相性もあるので、あまり目立たないところで試してから全体に塗るようにするのもポイントです。
■ガンコな汚れが付いてしまったら?
「こないだ、気がついたらカバンに大きなシミが付いていて……。これって洗濯しちゃダメですよね?」(26歳/男性/飲食)
カバンを洗濯するのは基本的にNG。汚れをとりたいときは、紙コップ1杯分の水に台所用洗剤を数滴垂らしたものを用意します。タオルにその水を含ませ、やさしく叩くようにして汚れを浮かせていきましょう。
■ファスナーが開きにくくなったときは
「使っているカバンのファスナーが開きにくくなって……。まだ1年くらいしか使っていないのに、寿命でしょうか?」(28歳/男性/IT)
そんなときに用意したいのは、「ドライヤー」と「ロウソク」。まずはドライヤーでファスナーを温めます。そして、温めたファスナーにロウソクを塗り込みましょう。このとき、カバン本体にロウが付いてしまわないように気をつけてください。最後に、ファスナーにもう一度ドライヤーで熱風を当てロウを溶かして終了です。もちろんファスナー自体の寿命が来ていることもありますが、まずはこの方法を試してみてくださいね。
カバンは毎日を一緒に戦ってくれる相棒。しっかりとケアをして、長くよい関係を築いていきましょう!
(佐々木ののか+プレスラボ)