海外の大学院に留学するならどこ?おすすめを国別に紹介!

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海外の大学院への留学、憧れますよね。最新の研究に打ち込むことができたり、グローバルな人脈もできて大きな意識改革につながるかもしれません。大学院への留学には短期的な交換留学から学位取得を目的とした長期的なものまでいくつかのスタイルがあります。今回は学位(修士)取得を前提とした留学先として、イギリス・オーストラリア・カナダ・アメリカの4つをピックアップ。参考までにごく一部ではありますが、おすすめの大学院についてもご紹介していきます。

イギリスでおすすめの大学院

イギリスでおすすめの大学院

イギリスでは世界各国から多くの優秀な学生が大学院留学に訪れています。イギリスの大学はほとんどが国立で、その教育水準については国が厳しくチェックしているため、大学院では質の高い研究ができること間違いなしです。

イギリスの大学院は1年で修士号を取ることができるのが大きな特徴です。例えば日本では修士までに2年かかりますが、それが1年でOKということです。これは単純計算で学費を安く抑えることができるメリットもありますが、その分とても忙しく密度の濃い1年間を過ごすことになるでしょう。

入学条件はやはり敷居が高く、例えば英語力だとIELTS 6.5~7.0といった高いレベルが必要。ただしこれに達していない場合でも「条件付き」で入学許可を出してもらえるイギリス独自の制度も。それは“Pre-Masters”と呼ばれるいわゆる「大学院準備コース」を決められた期間受講すること。その後に晴れて大学院に進むことができます。

◆イギリスでおすすめの大学院◆

大学院名 人気の専攻 授業料の目安
University College London
(ユニバーシティ カレッジ ロンドン)
Anthropology, Astrophysics, Economics, Engineering, History, Law, Medicinal Chemistry, Pharmacology, Philosophy, Physics £20,110
(約300万円〜)
The University of Edinburgh
(エディンバラ大学)
Computer Science, Education, English Literature, Geography, History, History of Art, Linguistics, Celtic Scottish Studies £22,850
(約350万円〜)
The University of Sheffield
(シェフィールド大学)
Architecture, Biblical Studies, Biology, Business, Linguistics, Music, Translation Studies, Urban Studies and Planning £17,600
(約270万円〜)

オーストラリアでおすすめの大学院

オーストラリアでおすすめの大学院

オーストラリアもイギリスに似た教育制度をとっていて、やはりほとんどが国立です。留学生は積極的に受け入れており、留学にかかる費用が比較的安いのが嬉しいところ。修士号はそれまでの経歴によって1.5~2年で取ることができます。

大学院入学へのハードルは高いですが、その代わり入学条件を満たしていない場合でも留学を受け入れる体制が整っています。例えば「ポストグラジュエート・サーティフィケート」「ポストグラジュエート・ディプロマ」を事前に受けることを条件に、大学院への進学が実現する場合があります。

◆オーストラリアでおすすめの大学院◆

大学院名 人気の専攻 授業料の目安
The University of Queensland
(クィーンズランド大学)
Business, Education, Environmental Science, International Hotel and Tourism Management, Veterinary Science AU$30,304
(約250万円〜)
The University of New South Wales
(ニューサウス ウェールズ大学)
Architectural Studies, Business, Civil Engineering, Economics, Environmental Engineering, International Studies, Law, Media AU$35,040
(約300万円〜)
RMIT University
(ロイヤルメルボルン工科大学)
Architecture, Games and Interactive Media, International Business, Translating and Interpreting AU$30,720
(約250万円〜)

カナダでおすすめの大学院

カナダでおすすめの大学院

世界的にも人気のある大学院の留学先がカナダです。カナダも世界トップレベルでの教育には定評があり、世界大学ランキング上位にも多くの大学が名を連ねています。修士号は1年〜2年で取ることができます。

カナダの大学院は、その大半が州立。授業料などは州によって多少異なるものの、おおむね学費はリーズナブルに抑えることができます。一方、お隣のアメリカは私立大学が多く、学費がぐーんとアップするケースも。このように考えると、学費を抑えつつ世界トップレベルの研究をすることができるカナダはお得と言えますね。

ただし、日本の大学での単位はカナダでは一部しか認められないため、ストレートにカナダの大学院に進むのは難しい、という事情も。交換留学などの特別なルート以外では相当に厳しくなります。カナダの大学院を希望される方は、その「前段階」として一旦大学に進むなどの対策を考える必要がありそうです。

◆カナダでおすすめの大学院◆

大学院名 人気の専攻 授業料の目安
University of Ottawa
(オタワ大学)
Biomedical Mechanical Engineering, Business Administration, Health Sciences, Public Relations, Sociology, Translation
CA$16,026
(約150万円〜)
The University of British Columbia
(ブリティッシュ コロンビア大学)
Asian Area Studies, Biology, Education, Environmental Sciences, Linguistics, Music, Psychology, Sociology
CA$27,200
(約250万円〜)
University of Victoria(ビクトリア大学)
Computer Science, Earth and Ocean Science, Economics, English, Geography, History in Art, Theatre
CA$12,390
(約120万円〜)

アメリカでおすすめの大学院

アメリカでおすすめの大学院

アメリカの大学院課程は2,000以上とも言われており、選択肢が多彩であることが魅力のひとつ。世界トップレベルの難易度を誇る大学院もあれば、比較的入りやすい大学院もあるため、自分にぴったりの留学先を選びやすいでしょう。アメリカには私立大学も多いですが、学費をできるだけ抑えたいなら公立がおすすめです。

アメリカの大学院を大きく分けると学術系大学院(Graduate School)専門職系大学院(Professional School)があります。「学術系」は日本の大学院のイメージに近く、文学、経済学など何らかの学術的な研究を行います。一方「専門職系」はMBAや医学など、専門的な職業に直結するような実践的な教育が行われています。

◆アメリカでおすすめの大学院◆

大学院名 人気の専攻 授業料の目安
University of California, Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校)
Aerospace Studies, Astronomy, Engineering, English, Environmental Science, Policy and Management, MBA, Molecular & Cell Biology, Political Science, Psychology
US$29,638
(約330万円〜)
University of South Florida
(サウス フロリダ大学)
Biology, Business, Education, Engineering, English, Health Sciences, Marketing, Psychology, Social Sciences
US$15,864
(約180万円〜)
Oregon State University
(オレゴン州立大学)
Biology, Business Administration, Computer Science, Environmental Science, Food Science and Technology, Foresty, Marine Studies
US$28,199
(約300万円〜)

海外の大学院留学は総じて高い英語力が要求されるほか、優秀な成績であることが必須条件になっていることが多いです。入学するだけでも困難を要することも少なくないので、大学院留学を目指す場合には、優秀な成績に加えてしっかりとした大学院のリサーチが欠かせません。時間にも余裕を持って幅広く情報をあたってみてくださいね。

▶︎参考資料:留学ジャーナル「大学院留学」

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