【就活そもそも】インターンシップってなに?就職に有利なの?
初めてのことばかりの就活では、知らない単語やイベントがたくさんあるはず。そこで就活に頻出するキーワードをマイナビ編集長・三上隆次さんに解説してもらいました。就活のイロハをしっかり勉強しましょう! 今回のテーマは、インターンシップってなに?」です。
インターンシップをした方が就職には有利?
インターンシップとは、学生が一定期間、企業の中で研修生として実際に働き、就業体験ができる制度。経団連はインターンシップを「産学連携による人材育成の観点から、学生の就業体験の機会を提供するもの」としています。
三上さん「つまり、インターンシップは教育の一環であり、採用活動ではないということです。とはいえ、学生にとっては自分が興味のある企業の内側を見ることができ、社会人と話せるいい機会ですから、積極的に参加して欲しいですね」
経団連は5日以上の就業を推奨していますが、中には1日~3日といったプログラムを実施している企業もあります。大学3年生の春・夏の長期休暇中に参加する学生がほとんどですが、現在は1年生から受け入れている企業もあり、人気の企業は倍率も高いので早めの対応が望ましいです。エントリー方法は、マイナビなどのサイトからできる公募型のほか、大学が窓口となっているものなどがあります。
三上さん「大学が窓口の場合は同じ学内だけでの選抜なので、公募型に比べて倍率は低い可能性があります。また、青年会議所や、中小企業同友会などが実施しているものも、比較的倍率は低いので受け入れてもらえる可能性が高いです」
業界研究の一環として、また就職後の企業とのミスマッチを防ぐためにも、積極的に参加したい制度ですね。
文●イマーゴ