【学生のうちに身に付けておくべき、新社会人5つの力】第3回:仕掛ける力

更新:2015/06/25

入社準備

★ここがPOINT!
学生生活の中でも、「仕掛ける力」を磨くことはできます。これから紹介する具体的なトレーニング方法を、試してみてください。

■トレーニング1.「最後までやり抜くトレーニング」
【具体例】仲間のメーリングリストを作成・管理する

ゼミの同級生、サークルの仲間、バイトの人たちなどこれからも付き合いを続けたいと思う人たちのメーリングリストを作って、管理してみましょう。
(mixiやtwitter、facebookなどを利用しても良いでしょう)

【ポイント】なかなか全員が参加するのは難しいかもしれませんが、根気よく、粘り強く取り組んでみましょう。卒業した後の同窓会などでそのリストを使って連絡すると、結構みんな喜んでくれますし、乗り気ではなかった人が意外に利用してくれることもあります。

■トレーニング2.「実際に仕掛けるトレーニング」
【具体例】卒業パーティーを企画・実現する

上記のメーリングリストを利用しても良いと思いますが、思い出深い仲間との卒業パーティーを企画してみましょう。

【ポイント】「5年後も同じメンバーでパーティーしよう」というような、目的を決めます。そうすることでパーティーのプログラムなどが充実します。また、大まかな企画を立てたら、賛同してくれる仲間を募りましょう。もちろん、あなたよりリーダー役に向いている人がいたら、その人を中心人物に据えて、サポート役に回ってもかまいません。

「『石の上にも3年』と言いますが、私はこれを周囲から信頼してもらうために必要な時間だと考えています。たとえ失敗したり、結果が出せなかったとしても、自分に任された仕事を最後までやり遂げてください。そうすれば、『仕掛けられる環境』は自然に整っていきます。『仕掛ける力』がつけば、あなたの志が大きな果実となる可能性が一気に高まると思います」 (監修/西 達矢)

【監修/西 達矢プロフィール】 学生のための社会人準備応援サイト『マイコミフレッシャーズ』を始めとする社会人向け情報サイトを運営する毎日コミュニケーションズの社会人情報事業部事業部長。横浜国立大学卒。93年に毎日コミュニケーションズ入社。大阪支社、就職情報事業部にて、10年間、多数の企業を訪ねて採用のコンサルタントを行う。その後、03年からは東京本社 社会人情報事業部にて、『マイコミフレッシャーズ』、20代ビジネスパーソン向け『COBS(コブス)』、働く女性向け『escala(エスカーラ)』などのメディアに立ち上げから携わる。若手社会人を対象としたセミナーの講師としても活躍。

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