【学生のうちに身に付けておくべき、新社会人5つの力】第1回:受け入れる力

更新:2016/08/04

入社準備

社会に出るために必要な"準備"とは?

これまでの『教育を受ける立場』とは違い、これから始まる社会人人生では、決まったカリキュラムなどありません。もちろん、入社直後はある程度企業が教育メニューを用意してくれていますが、その先は、自分の頭で考え、判断し、能力を磨いていく必要があります。

では、社会人になれば誰でも、自分の頭で考え、判断することができるようになるのでしょうか?

答えはもちろんNOです。そのようになるためには準備が必要です。たとえば、プロのスポーツ選手になる人は、入団前に自主トレーニングをして備えるでしょう。医者は学生のうちから仕事に必要な知識や技術をきちんと身に付けてから患者さんと向き合います。同じように、ビジネスパーソンになる皆さんも準備は絶対に必要です。

ここでは、準備すべき内容と習得のコツをお伝えしていきます。いずれも、今の生活のなかで実践できるものですので、ぜひ活用してみてください。

明るく前向きに、力強く、これからの時代を創っていくために。そして、自分が望む職業人生を歩んでいくために。さあ、一緒にはじめましょう。

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実用的! 先輩がこっそり教える新社会人たちへの『裏アドバイス』「女性を敵にまわすな」「根回しが大事」

■必要なのは、社会人としての土台となる基礎的な力

以下にご紹介するのは、入社前の内定者の皆さんに「不安に思っていること」を聞いたアンケート結果です。

グラフを見ると、「マナー」、「人間関係」、「自分の能力」の三つに不安を抱えている人が多いのが分かります。

しかし、編集部が長年見てきた経験から、入社後1年を経過した社会人は「マナー」についての悩みは経験とともにすぐ解消されているようです。一方で、入社後も悩み続けるのが、「自分の能力」や「人間関係」といった本質的なテーマです。この「自分の能力」や「人間関係」の課題を解決していくためには、社会人としての土台となる基礎能力が必要になります。

次のページからは、いよいよ新社会人に必要な「5つの力」と、入社前の学生生活でも実践できる準備やトレーニング方法を併せてご紹介していきます。

次のページ第一回目は「受け入れる力」

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