★沼田さんからのアドバイス
年賀状はいただいたら返すのがマナーです。ただし、年賀状は松の内(1月7日)までに出すものですから、その時期を過ぎてしまった場合には「寒中見舞い」として出しましょう。
「寒中見舞い」は最も寒い時期に相手の健康を気遣う便りで、寒の入り(1月5日)頃から立春(2月4日)の前の日頃までに出すものです。一般的な季節のあいさつとしてはもちろん、次のような場合にも使えますので「1月5日を過ぎたら"寒中見舞い"」と覚えておくと便利です。
・年賀状の返礼を松の内(1月1日~1月7日まで)に出していない場合
・不幸を知らずに年賀状をくださった方に欠礼をお知らせする場合
・喪中の方に年賀状を出してしまった場合のお詫び状として
内定先に送る寒中見舞いの書き方としては、"寒中お見舞い申し上げます"で始め、年賀状をいただいたお礼、そして年賀状を出しそびれたことに対するお詫びを続けます。
次に、本年の指導やお付き合いを願う言葉を添え、最後は相手を気づかう言葉で締めくくります。日付は"投函日"または"平成○○年1月"のどちらでもいいですが、企業・団体宛てには、後者を選ぶことが一般的です。
なお、寒中見舞いは新年のあいさつではありませんので、余った年賀ハガキは使わないようにしましょう。また、年賀ハガキはそれ自体にお祝いの意味があるものなので、喪中の場合には使えないことも併せて覚えておきましょう。いずれも、寒中見舞いを出す場合には、官製ハガキを改めて買って出すようにしてください。
■回答:沼田 恵子さん
フリーランスの講師として「ビジネスマナー研修」、「コミュニケーション研修」等を実施
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