給料や残業代、賞与などお金関係のことって、いつ、どのように聞けばいいもの?

2015/06/12

お金の知識

給料や残業代、年収や賞与等お金関係のことが気になるのですが、どのタイミングでどのように聞けばよろしいのでしょうか。(わたったさん/24歳/情報・IT業界内定)

★原岡修吾さんからのアドバイス
内定先の給与や残業代についてはどうしても気になると思います。
たとえばインターネットや雑誌の給与特集を見ればある程度の情報が公開されているので、内定先の会社や業界の給与相場について知ることができます。
もっと詳しく知りたいということであれば、実際にその会社で仕事をしている方(できれば大学のOBや親しい人)に聞くしかありません。もちろんチャンスがあれば人事担当者に聞いても構いません。しかし、ここで注意することがあります。会社の給与体系や年齢や能力に伴う給与額の変化、部署ごとの残業時間についての詳細を説明するためには時間がかかるということです。立ち話程度では無理で30分から1時間くらい落ち着いて話を聞く必要があります。
入社をすれば給与について聞くチャンスはいくらでもあります。それを今、わざわざ時間をとって聞くことのメリットを考えるべきです。給与や残業の状況次第ではその会社に行かない、ということであれば重要な問題ですが、もうその会社に行くことを決めているのであれば、焦って給与体系の詳細について質問する必要はないと思います。
どうしても気軽な感じで聞きたいということであれば質問を簡潔なスタイルで準備してください。たとえば、「営業部ではどのくらい残業されるのでしょうか」「給与体系は実力主義に近いでしょうか。あるいは年功序列に近いですか」「30歳くらいの方の平均年収はどのくらいでしょうか」というように質問内容が明確(具体的)になるように工夫しましょう。



■回答:人事コンサルタント 原岡修吾さん
株式会社オーダーメイドステーション代表取締役。人事コンサルタント。著書は『社会人になる前に知っておきたいこと』、『その問題、自問自答で解決できます』。原岡塾(内定獲得&ビジネス基本スキル)主催


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