こんにちは!リリースピッカーの杏奈です。英語の勉強、続けていますか?AI翻訳が当たり前になった今だからこそ頑張りたい、英語のお話です!
現代のビジネスパーソンの中で、今やChatGPTやGoogle翻訳、DeepLを使って英語を翻訳するのは当たり前になりつつある。むしろ辞書を片手に自分の英語を翻訳する人の方が、少数派ではないだろうか。
株式会社アルプロスの講師である岩崎先生も、ビジネスシーンで生成AIを日々使っているという。
ただ、岩崎先生曰く「AIは学習面ではすごくプラスですが、場面にあった言葉を選ぶのは、すぐにAIに頼れることではない。自分の考えをちゃんと持って、それを英語化することが大切です」とアルプロスが行ったインタビューの中で指摘していた。
AIは確かに時間を節約し調べ物を簡単にする学習ツールとして有効。しかし、実際にネイティブな英語を話すビジネスパーソンとの商談など、重要なコミュニケーションの場面では「その場にあった言葉を選ぶ」必要がある。
また、実際にアルプロスが行った受講生へのアンケートでも、次のような声が寄せられていた。
「AIで文章は作れても、その場で相手の表情や空気を読んで言い換えることができず、かえって気まずい雰囲気になってしまった」
「翻訳ツールに頼っていたが、会議で咄嗟に意見を求められたとき、英語で何も言えなかった」
こうしたアンケート結果が示すのは、AI翻訳に過度に依存することで「英語で伝えたつもりが伝わらない」「英語を話せるはずが話せない」といった"英語力の理想と現実のギャップ"が密かに表面化していること。
そして、だからこそ自分の考えをその場で英語で組み立て、瞬時に伝える――英語脳が、今あらためて必要とされているという。
この記事では、アルプロスの英語講師として第一線で活躍されている岩崎先生と岩本先生のインタビューをもとに、なぜAI時代に「英語で考える力」が求められているのかについて紹介する。
「会議中、とっさに話しかけられたとき、AIは助けてくれませんでした」これは、受講生のある外資系企業の日本人マネージャーが苦笑しながら、アンケートに答えてくれた時の言葉だという。
ChatGPTやDeepLは驚くほどの精度で英語を訳してくれるが、瞬時の判断を求められるコミュニケーションの真っ最中に、即座に英語で応答できなければ、海外の取引先からの信頼が低下してしまうのは、想像に難くないという。
AI翻訳を起動する、その"一瞬の間"が、シビアな商談の場では、主導権と受け身の序列を生み、日本側に不利な状況を作り出させてしまうリスクすらある。
またAI翻訳に頼り切りになっていると、相手の文化的背景に対しての適切な英語表現ができず、商談相手から思わぬ誤解を招いてしまうことがある。
インタビューの中でアルプロスのもう1人の日本人英語講師、岩崎先生はこう説明していた。
アメリカ人には「This will increase our ROI by 25%(これによりROIが25%向上します)」という数字重視の直接的アプローチが効果的です。
しかしイギリス人には「This approach might be worth exploring, as it could potentially enhance our returns(このアプローチは検討の価値があり、収益向上につながる可能性があります)」という控えめで丁寧な表現の方が受け入れられやすいのです。
当然なら、このような文化的背景を踏まえた英語の知識がない人が、適切な言い回しを即座に判断することは、おそらく不可能。もちろん、これはAIであったとしても容易にできることではない。
残念ながらAIが商談相手の国民性や立場、場の空気といった繊細なコンテクストを読み取り、そのすべてを踏まえた上で“角が立たない言い回し”や“場にふさわしい表現”に適切に翻訳することは、現時点では人間の通訳以外では、まず不可能。
多くの人が「AI翻訳があれば英語学習はもう不要では?」と考えているのことだろう。確かに生成AIは人間では真似できないほどの驚異的な精度で英語を処理し、瞬時に翻訳してくれる。ただ実際のグローバルビジネスの現場では、AIでは対処できない「予測不能な瞬間」が頻発するのが当たり前。
その予測不能な事態に対してAIを起動し、AIが翻訳し、そのAI翻訳が正しいかどうかを人間が判断すること、その判断が間違った可能性があるまま伝えることのリスク。さらに、そのAIが日本語を英語に翻訳して、その文章を人間が正しいかどうかを判断する何分間もの間が、時として数億円規模の商談の成否を分けてしまうことすらある。
そういったグローバルビジネスの現場で瞬時に判断し、相手に応じた表現を選び、意図を正確に伝えるという高度なやり取りが日常的に行われているからこそ、AI時代の英語学習に求められているのは、予測不能な状況にも、AIよりも素早く対応できる“英語での瞬発力”だという。
AIの進化は目覚ましく、英語翻訳も日々進歩している。しかし、AIがどれだけ優れていても、予測不能な状況で即座に判断し、英語で場を動かす「その場の空気を読む力」と「適切な答えを出す瞬発力」は、依然として人間にしか備わっていない。
とっさに意見を求められたグローバル会議の場で、AIを使う余裕はない。
相手の表情や空気を読みながら、その場にふさわしい英語表現を選び、臆せず発言する――その能力こそが、AI時代でも活躍し続ける人材の絶対条件となるという。
AI時代で、誰もがAIを使って文法的に正しい英語を瞬時に生成できるようになった今こそ、英語脳を持つ人の価値が上がる時代であり、だからこそ人間の英語講師から英語圏の文化的思考プロセスを学びながら、予測不能な状況に瞬時に対処する英語力が求められている。
もし、アナタがAI時代であっても、グローバルなビジネスシーンで選ばれ続けるビジネスパーソンを目指したいのなら、アルプロスの1ヶ月集中プログラムで実践で使える英語脳を身につけてみてはいかがだろうか?
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編集/杏奈(ガクラボメンバー)
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