社会人の「理想的な運動量」確保の方法とは…ジムに通えないなら「鍛えながら働く」ほうが効果的?

2025/08/21

社会人ライフ

こんにちは!リリースピッカーの杏奈です。ジムに行きたい!鍛えたい!と思ってもそんな時間も体力もないと思ってる方、いませんか?今回はそんなお話です!

株式会社G-FIVEは、ジム利用を検討している・ジムに現在通っている20~30代の男性会社員を対象に、「働きながらの運動習慣と健康維持」に関する調査を実施した。

近年では、24時間営業のフィットネスジムやオンラインでのトレーニングサービスなど、さまざまな形態のジムが登場し、ライフスタイルに合わせて運動を取り入れやすくなっている。

その影響もあり、働きながらでも無理なく身体を鍛えたいと考える人や、将来の健康を意識して日頃から体を動かしたいと考える方が増えているようですが、実際どのくらい身体を動かせているのだろうか。

また、働きながらのジム利用は、理想的な運動量の確保や健康の維持において、本当に効果的と言えるのだろうか。

そこで今回、株式会社G-FIVEは、ジム利用を検討している・ジムに現在通っている20~30代の男性会社員を対象に、「働きながらの運動習慣と健康維持」に関する調査を実施した。

現在の運動量と理想的な運動量の比較から見える「身体をもっと動かしたい」本音

はじめに、「あなたの現在の働き方に最も近いもの」について尋ねたところ、以下のような回答結果になった。

『デスクワーク中心(ほぼ座り仕事)(49.3%)』

『体を動かすことが多い仕事(現場作業・建設など)(20.1%)』

『立ち仕事中心(販売・接客・医療など)(20.0%)』

『移動が多い仕事(営業・配達など)(9.7%)』

『在宅勤務中心(デスクワーク)(0.6%)』

約半数が、デスクワーク中心の働き方をしていることが明らかになった。

長時間の座位は健康リスクを高める要因とされており、運動不足や体力低下の懸念が高まる。

一方で、体を動かす仕事や立ち仕事の方の割合も一定数存在し、日々の運動量には職種ごとの偏りがある様子もうかがえる。

では、1日あたりの理想の運動時間と、実際の運動時間はどのくらいなのだろうか。

「あなたの1日あたりの現在の運動時間と、理想的に運動したいと思う時間」について尋ねたところ、以下のような回答結果になった。

■現在の運動時間

『ほぼ運動していない(18.3%)』

『30分未満(25.7%)』

『30分~1時間未満(31.7%)』

『1~2時間未満(16.7%)』

『2~3時間未満(5.1%)』

『3時間以上(2.5%)』

■理想の運動時間

『ほぼ運動していない(2.8%)』

『30分未満(11.0%)』

『30分~1時間未満(38.4%)』

『1~2時間未満(35.0%)』

『2~3時間未満(8.2%)』

『3時間以上(4.6%)』

理想と現実の間に明確な差が見られ、多くの人が運動時間をもっと確保したいと感じていることがうかがえる。とくに『30分〜1時間未満』『1〜2時間未満』の理想比率が高く、日常生活の中で無理なく続けられる運動への意識が強いという。

また、『ほぼ運動していない』と回答した人は現実では18.3%と約2割近くに上ったものの、理想ではわずか2.8%にとどまっており、「運動する気はない」というより、「したいけれどできない」というギャップも浮かび上がる。

こうした運動不足の解消手段としてはジムの利用を思い浮かべる方が多いのではないだろうか。

そこで、ジム利用についてうかがった。

ジムって始めるのも続けるのも、思ってたよりハードルが高い?

そのような運動時間を理想とする中、どのような理由でジム利用を検討している、あるいはジムに通っているのだろうか。

「ジム利用を検討した・始めた理由」について尋ねたところ、『体型を引き締めたい・痩せたいと思ったから(50.8%)』と回答した人が最も多く、『運動不足を解消したいと思ったから(43.3%)』『筋肉をつけて体を強くしたいと思ったから(41.7%)』となった。

ジム利用の主な動機として、「体型の改善」や「運動不足の解消」が上位に挙がり、外見や健康への意識の高まりを反映していると考えられる。

また、「筋力向上」や「ストレス解消」といった要因も重視されており、ジムが身体的・精神的な健康維持の手段として認識されていることがうかがえる。

次に、ジム利用を検討している人に「ジムに通いたいと思っているのに、通えていない理由」について尋ねたところ、『仕事が忙しく、時間が確保できない(50.5%)』と回答した人が最も多く、『費用が高く、継続しづらい(44.3%)』『疲れてジムに行く気力が出ない(40.5%)』となった。

ジムに通えていない主な理由として、時間的な制約と経済的な負担が上位になった。

特に、仕事の忙しさが運動の時間を取りづらくしており、ワークライフバランスの重要性があらためて浮かび上がる。

また、費用面での懸念や疲労感、継続への自信の欠如も、ジム利用の障壁となっているという。

一方で、ジムに現在通っている方に「ジムの活用状況」について尋ねたところ、以下のような回答結果になった。

『目標通りに活用できている(29.6%)』 『ある程度使えているが物足りなさもある(51.6%)』 『あまり活用できていない(16.5%)』 『ほとんど活用できていない(2.3%)』

ジムを「目標通りに活用できている」と回答したのは全体の3割にとどまり、残る7割は何らかの不満や使いづらさを抱えている実態が明らかになった。特に『ある程度使えているが物足りなさもある』が半数以上を占め、効果の実感や継続の難しさを感じている層が多いことがうかがえる。

また、『あまり活用できていない』『ほとんど活用できていない』と答えた層も2割近く存在し、ジムへの期待に対して実際の行動が伴っていない構造も浮かび上がる。

では、なぜ多くの人がジム利用に関し、満足するに至っていないのだろうか。

「ジム利用で感じる不満や課題」について尋ねたところ、『混んでいて利用しづらい(40.7%)』と回答した方が最も多く、『効果を実感できない(33.0%)』『仕事との両立が難しい(32.8%)』となった。

ジム利用者の不満として、「施設の混雑さ」が約4割と最多になった。混雑によって器具が自由に使えなかったり、待ち時間が発生したりすることは、利用者のストレスにつながりやすい要素といえる。

また、「効果を感じられない」という声は、自己流でのトレーニングや適切な指導の不足とも関連している可能性がある。「仕事との両立の難しさ」や「継続の困難さ」も重なり、多くの方が課題を抱えている実態がうかがえる。

働きながらジムを活用するには限界があることが浮き彫りになり、実際に通いたくても通えない方や、通っていても十分に活用できていない方が一定数存在しているようである。

働きながら運動を習慣化するには限界があることが浮き彫りになった。このような環境に置かれたまま日々を過ごすことに対し、若いビジネスパーソンたちはどれほど健康への不安を抱えているのだろうか。

現在の働き方を背景に、運動不足を感じている人が多い一方で、ジムの利用を検討しながらも、実際にはうまく活用できていない実態が明らかになった。

働きながら健康管理をするのは難しい…?

働きながら健康管理をするのは難しいのか。このような環境に置かれたまま日々を過ごすことに対して、将来の健康面に不安を抱く人はどの程度いるのだろうか。

「今の働き方で、将来的に健康面で不安を感じることはあるか」と尋ねたところ、約9割が『とても感じる(27.7%)』『やや感じる(57.9%)』と回答しました。

働き盛りである20〜30代の男性会社員においても、将来の健康面に対する不安が強く認識されていることがわかります。

仕事中心の生活によって運動不足や生活習慣の乱れが続けば、健康状態に悪影響が及ぶ可能性は高まりますが、実際にどのような不安を抱いているのでしょうか。

前の質問で『とても感じる』『やや感じる』と回答した方に、「どのような健康不安を感じているか」と尋ねたところ、『体力の低下(59.2%)』が最も多く、『体型の変化(太った・たるんだなど)(46.7%)』『慢性的な運動不足(46.1%)』となりました。

これらは、日常的な運動不足や長時間の座位などと密接に関連しており、予防的な視点での生活習慣の改善が重要といえます。

また、『生活習慣病(高血圧・糖尿病など)』への懸念も一定数見られ、若年層であっても健康リスクを自覚している傾向がうかがえます。

そこで、「健康を保つ・改善するために、日常生活で取り入れたいこと」について尋ねたところ、『運動習慣(57.0%)』『食生活の見直し(48.9%)』『睡眠リズムの改善(46.9%)』『通勤や仕事中に体を動かす機会を増やす(29.7%)』といった回答が上位になった。

いずれも生活の基本に関わる要素である点が特徴的であることから、特別な対策ではなく「日常の中でできること」に意識が向いていることを示しており、生活習慣の質を底上げしたいという共通認識があると考えられる。

中でも『運動習慣』が最多となったのは、運動不足の実感や、継続の難しさへの課題意識が背景にあると推察される。

また、『通勤や仕事中の身体活動』も一定数選ばれており、忙しい日常の中でも無理なく実践できる方法を求める傾向がうかがえる。

このような背景から、「働きながら、運動量や健康的な生活習慣が自然と手に入るような環境に対して、どの程度魅力を感じるか」と尋ねたところ、約9割が『とても魅力的に感じる(40.5%)』『やや魅力的に感じる(52.3%)』と回答した。

大多数が、「自然と健康を維持できる環境」に強い魅力を感じていることが明らかになった。これは、自分の意思だけでは難しい健康習慣の確立に対し、外的環境の支援が大きな後押しになると考えていることの表れといえる。

まとめ:健康維持・改善は自己管理だけでは限界。だからこそ、「鍛えながら働く」環境という選択を

今回の調査では、20〜30代の男性会社員において、健康意識と実際の運動習慣との間に大きなギャップがあることが明らかになった。

約半数の方がデスクワーク中心の生活を送っており、長時間の座り姿勢が常態化しているなかで、「理想的な運動時間」を確保できている人は少数にとどまった。

とくに「ほぼ運動していない」と回答した方が18.3%にのぼる一方で、それを理想とする割合は2.8%にとどまっており、多くの方が「運動したいができない」状況にあることが浮き彫りとなった。

また、「体型の改善」や「運動不足の解消」を目的にジムの利用・検討を行っている方も一定数いたが、「通う時間がない」「費用が高い」といった制約が課題となり、継続の難しさや満足度の低さにつながっていることがわかった。

将来の健康に対する不安としては、「体力の低下」「体型の変化」「慢性的な運動不足」などが多く挙げられ、背景には生活習慣の乱れが影響していると見られる。

一方で、取り入れたい行動として「運動習慣の確立」「食生活の見直し」「睡眠リズムの改善」「仕事中や通勤時に体を動かすこと」などが上位となっており、自己管理への意識の高さもうかがえる。

なかでも注目されるのは、「自然と健康的な生活習慣が身につく環境」への関心の高さである。これは、意識や努力だけで健康を維持することに限界を感じている方が多いことを示している。

こうした結果を踏まえると、健康を維持・改善するためには、勤務時間や業務スタイルも含めた「働き方」そのものを見直すことが重要だと考えられる。また、健康意識を高めるだけでなく、それを支える「働く環境」が整っていることが、これからの時代には欠かせないのではないか。

職人をアスリートの様に輝かせる、株式会社G-FIVE


今回、「働きながらの運動習慣と健康維持」に関する調査を実施した株式会社G-FIVEは、静岡県中東部を中心に、足場の組み立て・解体作業を行っている。

✓どうすれば足場を使う業者様が作業しやすいか…

今回はこうやって足場を組めば業者様が作業しやすいのではないだろうか?

人数が多いから足場の強度設計をよりしっかり考えて組もう。

✓どうしたらお施主様や近隣の方々が工事期間中気持ちよく過ごせるか…

こうしたら足場がお施主様の生活の妨げにならないだろう!

だらしない身なり、言葉遣いが悪いと不安になるだろう。

株式会社G-FIVEは、ただ業務的に足場施工をするのではく、常に足場を使う業者様、お施主様、近隣の方々の立場になって考えています。

施工スタッフ全員が株式会社G-FIVEというブランド意識を持ち、常に足場施工のトップを目指しています!

\G-FIVEの仕事がよりわかるオリジナル漫画が公開!/

続きはこちらから!

調査概要:「働きながらの運動習慣と健康維持」に関する調査

【調査日】2025年6月25日(水)
【調査方法】PRIZMAによるインターネット調査
【調査人数】1,000人
【調査対象】調査回答時にジム利用を検討している・ジムに現在通っている20~30代の男性会社員と回答したモニター
【調査元】株式会社G-FIVE(https://g5-ashiba.co.jp/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

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編集/杏奈(ガクラボメンバー)

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