ひとが1日に決断する回数は3万5000回も…最新科学が教える「決断疲れ」をなくす習慣とは?

2025/09/05

社会人ライフ

こんにちは!リリースピッカーの杏奈です。決めることって疲れませんか?私はとっても苦労していつも決断をしています。今日はそんな決め方が楽になるかもしれないお話です!

「決めかた上手」になると、頭がすっきり、心もほっこり。日常が驚くほど変わる。疲れの原因から簡単にできる対策まで。読んで納得、今日から実践できるお役立ちノウハウを1冊にまとめた『決めることに疲れない 最新科学が教える「決断疲れ」をなくす習慣』(新潮社)をご紹介します。

生きることは、決めること。毎日の生活は「決断」の連続。

起きてから寝るまでのあれこれを思い出してみてほしい。小さなことから大きなことまで、ひとは1日に3万5000回も決断しているとも言われている。そんなに決断を毎日、毎日、繰り返していたら、疲れてしまって当然。でも、決めること自体は回避できない。一体どうしたらいいのか? 

そんなあなたに世界中で行なわれている研究の成果を使って「決めごとだらけの日々をすこやかに過ごすためのコツ」をまとめた1冊。

本は2部構成となっている。

【1部】

どうして決断疲れが起きるのか、を脳の構造などを説明しながら解き明かす。

【2部】

3つのパートにわけて、48の具体的な対策を紹介している。

パート1は「決断の仕方を変えてみよう」

短時間で決める、選択肢を絞る、「尊敬する人ならどうするか」と想像してみる、あえて休憩をとるといったノウハウが紹介されている。

パート2は「不安とのつきあい方」

不安は人間の本能だが、だからこそ、情報を集めすぎて、結局どうしたらいいか分からなくなるというのが、決断疲れの要因のひとつ。そのため、不安への対処が必要。意外なことに、お風呂で歌うことにも効果があると記されている。

パート3は「決断した後の向き合い方」

不安とうまくつきあって本当に収集・対処すべき情報を絞り込み、そのうえで決めること自体の負荷も減らせたとしても、結果として失敗してしまうこともあるという。しかし、結果の捉え方を変えることで、前に進むための方法がいくつも記されている。

決断する前から、決断した後までをカバーした実用書。144ページとコンパクトな本だが、シンプルにコツだけをまとめたら、このページ数になったという。疲れているときも負荷を感じることなく読んで役立てていただける一冊。

【目次】

第1章 どうして“決めること”に疲れるのか

第2章 「決断疲れ」から解放される方法

パート1決断の仕方を変えてみよう

パート2不安とのつきあい方

パート3 決断した後の向き合い方

電子版無料お試し版はこちら!

■著者紹介:堀田秀吾(ほった・しゅうご)

明治大学法学部教授。言語学博士。熊本県生まれ。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了。

言葉とコミュニケーションをテーマに、言語学、法学、社会心理学、脳科学などのさまざまな学問分野を融合した研究を展開。専門は司法におけるコミュニケーション分析。研究者でありながら、学びとエンターテイメントの融合をライフワークにしており、「明治一受けたい授業」にも選出される。

また、芸能事務所スカイアイ・プロデュースで顧問を務めるなど、学問と実業の世界をつなぐための活動も続けている。プライベートでは空手、サーフィン、マラソン、近年はヒップホップやロックダンスにも挑戦中と、エネルギッシュな日々を送っている。

主な著書に『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』 (サンクチュアリ出版)、

『図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました』(SBクリエイティブ)など多数。

■書籍データ

【タイトル】決めることに疲れない 最新科学が教える「決断疲れ」をなくす習慣

【著者名】堀田秀吾

【発売日】2025年4月16日

【造本】四六判

【定価】1650円(税込)

【ISBN】978-4-10- 356251-1

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編集/杏奈(ガクラボメンバー)

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