一人では辿り着きにくいところへ一緒に。 キャリア相談の”4step” #キャリアロードマップの一歩目

2020/09/03

社会人ライフ

キャリア相談の4step

連載TOPイラスト:伊藤ハムスター


 みなさんこんにちは! 人生サポーターの百太郎です。
毎日暑い日が続いていつまで夏が続くんだろうなんて考えていたら24時間TVも終わり夏の終わりも近づいている感じが近寄ってきましたね。みなさんはいかがお過ごしですか?
前回は、「キャリアコンサルタント」がどんなお仕事なのか、「キャリアコンサルティング」がどんなものなのかをお話ししました。今回は、もう少し詳しく「キャリアコンサルティング」の内容や流れをお伝えしたいと思います。

<目次>
「キャリアコンサルティング」は答えを探す協働作業
1.「実は……」が話せる関係性創り
2.信頼関係が生まれた後は
3.だとしたらどうする?
4.次のステップが見つかった後も


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「キャリアコンサルティング」は答えを探す協働作業


まず初めに知っていただきたいことは、キャリアコンサルティングはご相談者とキャリアコンサルタントとの「協働」作業であるということです。

「相談」というと何か答えがもらえると感じる方もいらっしゃると思いますが、決してキャリコンサルタントがあなたに答えをお渡しするというものではないんです。人それぞれ顔や姿が違うように、その人にとっての「答え」は一つではありません。むしろ「答え」なんてないこともあります。

繰り返し行われるキャリアコンサルティングの中で、「あなたらしい姿、働き方を探していく」、「そこにより近づくために具体的な方策を見つけ、実践していく」そのために、二人で協力しながら進んでいくイメージです。

では、実際どんな流れで進んでいくのかをお話ししますね!

1.「実は……」が話せる関係性創り


キャリアコンサルティングのスタートは、ご相談に来られる方がどんな話をしたいのか、じっくりお伺いすることから始まります。

お互いに何もわかっていない状況からのスタートですので、最初はざっくりと「転職したい」や「仕事のことでなんだかモヤモヤしていて……」のような漠然としたお話しからスタートすることがよくありますが、お話しを伺っているうちに「実は……」という本質に触れるようなお話しを聴かせていただけるようになります。

キャリアコンサルタントはみなさんが本当に悩んだり、心の中に引っかかったりしていることを安心して吐き出してもらえるように、カウンセリングスキルとカウンセリングマインドを活用してお話しをお伺いします。
「あなたは間違えている!」なんてことは決してありません。自分も気がついていなかった自分の気持ちを発見される方もいらっしゃいます。

2.信頼関係が生まれた後は


キャリアコンサルタントとご相談者の方で信頼関係が生まれたら、今度はご自身の状況や今起こっていることはどんなことなのかを改めて二人で見直します。

「転職したい」と思ったきっかけはどんなことだったのか、ご相談者の中でどんなことが起こっているのか、何を悩まれているのかを時間をかけてお伺いすることで、問題の解決や次のステップを選択する準備を整えます。

ご自身の言葉で「今」心の中にあることをお話ししていただくことで整理をしたり、客観的に捉えてもらえる時間になったりもます。

3.だとしたらどうする?

キャリア相談の4step


ここまで進んでくると、「私が悩んでいたのはそこだったのか!」や「やっぱり次の仕事を探したい!」という発見があったりします。次は「だとしたらどうする?」というステップに入っていきます。

モヤモヤ解消や課題をクリアにしていくために、今何が必要なのか自分が持つリソースを確認したり、これまでの経験や職歴を棚卸ししたりしていきます。
例えば、「人事職に転職したい」ということが明確になれば、これまでの経験の中で活かせそうなものはないか、今の自分に追加すれば有効になりそうなスキルは何かを見つけていきます。

とはいえ、漠然と「人事」という括りになると曖昧な設定にもなってしまいます。
曖昧な理解はミスマッチにもつながりますので、できるだけ明確にその仕事を理解してもらうようにしています。「人事」と言っても、採用、社員教育、労務管理、評価、人事制度作りなどなどたくさんの役割がありますからね。

自分がやりたいことは特にどんなところなのか、そのために何が必要なのかをどんどん深めていくイメージです。この段階までくるとキャリアコンサルタントはご相談者にとって必要となる情報を提示したり、提案してみたりします。当然、この情報や提案を受け入れるのかどうかもご相談者ご自身に決めてもらいます。

4.次のステップが見つかった後も

「よし!やることが決まったぞ!」って意気揚々となっても、なかなか行動に移せないことはよくある話。
キャリアコンサルティングでは、課題が見つかったら「はい、さようなら!」ではなく、ご相談者が実行に移せるように、またそれが定着していくように一緒に進む方法を考えます。

ここまでくれば具体的な行動計画や目標の設定、ライフプランを作ってみたりします。
漠然と「転職したい」から「どんな仕事?」「いつまでに?」「どんな状態だと嬉しい?」などを具体化しながらご自身の中でモチベーションを沸き立たせてもらえるようなイメージ作りをしていきます。

こんな時によくご紹介するのが、ご存知かもしれませんが、目標設定の「SMART」です。
漠然とした目標を
「Specific (具体的に)」
「Measurable (測定可能な)」
「Achievable (達成可能な)」
「Related (関連性)」
「Time-bound (期限のある)」

という観点からより具体的にしていく方法。仕事をしていてもよく聞くことかもしれませんね。

でも、ここで忘れて欲しくない大切なことは、誰かに押し着せられた目標ではなく自分が納得していることであること

上司が言うから、キャリアコンサルタントが言うから決めたものではなく、自分自身で設定していただくことをおすすめします。

一人では辿り着きにくいところへ一緒に


さて、ここまでキャリアコンサルティングの流れをお話ししてきました。

今回お話しさせていただいたのは、あくまでも私が意識している流れで、違うアプローチをする方もいらっしゃいます。ご相談者の方によって大きく流れが変わることもあります。
流れを知っていただくことで、キャリアコンサルティングを身近に感じてもらい、「ちょっと相談してみようかな……」と思ってくれる人が増えることを願っています。

キャリアコンサルティングは単発で終わるものもあれば、複数回にわたって継続的に進めていくこともあります。もし、モヤモヤを感じている方がいらっしゃれば、一人では辿り着きにくいところにキャリアコンサルタントとともに「協働」で進んでみてはいかがでしょうか?

こちらのページからご相談をいただいても結構です! またTwitterの方からご連絡いただいても結構です。ぜひ、一歩を踏み出してください!「キャリアロードマップの一歩目読みました!」なんて言うコメントを頂けたら飛び跳ねて喜んでしまいます!
今回も少しでもみなさんのお役に立てることを願ってます。

百太郎さん文・百太郎
本気で生きる人をサポートしたい人生サポーター。15年の教員経験&スポーツ指導の後、現在は企業内で人事採用&社内面談に従事しつつ、個人としても活動中。キャリアコンサルティングとコーチングを掛け合わせ、ワクワクするキャリア創りをサポート。
Twitter:@ 100taromomo
公式サイト:https://peraichi.com/landing_pages/view/100taromomo


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