【まとめ記事】コンビニでの電子マネーの活用法、使える種類、チャージ方法、注意点を解説

2020/09/14

お金の知識

カードやスマホによる電子マネーが普及し、コンビニでもキャッシュレスで決済できるようになりました。学生でも電子マネーを利用している人は多いと思いますが、十分に活用できているとは言えないのでは? ここではコンビニで電子マネーを利用する際に留意すべきさまざまな点をまとめてみました。

コンビニで使える電子マネーとそれぞれの特徴とは?

交通系の電子マネーや、iDやQUICPayなどのクレジット系の電子マネーに関しては、ほとんどのコンビニで利用が可能です。

一方、特定のコンビニでのみ、利用できるものもあります。それがnanacoとWAONです。nanacoについては、セブンイレブンでのみ利用が可能です。
WAONについてはセブンイレブン、デイリーヤマザキを除いて、そのほかのほとんどのコンビニで使用することができます。
nanaco、WAON双方とも、コンビニ以外に目を向ければ、それぞれ発行している会社の系列店舗でも利用することができます。
例えばスーパーマーケットでは、nanacoの場合はイトーヨーカドー、WAONはイオン系列の店舗で利用が可能です。たびたび訪れる店舗で利用可能なものを選べば、ポイントも貯まりやすくなるでしょう。

コンビニで利用できるさまざまな電子マネーの特徴とポイント還元について解説

コンビニで電子マネーを使用する手順

コンビニで電子マネー決済を行う際は、まずは現金同様に商品をレジに持っていきます。そして支払い代金の額が告げられたら、店員に利用する電子マネーの名称を伝えます。すると店員は手元のリーダーを起動させますので、そこにスマホやカードをかざせば決済は完了です。

スマホを使って決済を行う場合は、アプリのダウンロードや初期設定が必要となるため、事前に利用方法を確認しましょう。電子マネーでの決済でもレシートは発行されますし、領収書の発行も可能です。

コンビニで電子マネーを使用する手順を解説

電子マネーと現金の併用について

基本的に電子マネーは現金と併用することができます。

商品購入時、電子マネーの残高が足りなかった場合、不足分を現金で支払うことも可能です。しかし、不足分を別の電子マネーで支払うことはできません。

コンビニで電子マネーが残高不足の際に現金は併用できる?

ほとんどの電子マネーにおいて、一度チャージした後に、そのお金を再度現金に戻すことはできず、交通系の電子マネーの場合、営業所や窓口で払い戻しが可能ですが、手数料が発生することもあります。
そのため、一度チャージした電子マネーに関しては、使用をやめる際にはなるべく使いきることを意識しておきましょう。

コンビニでの電子マネーのチャージ方法について

電子マネーの多くはプリペイド式です。あらかじめ現金をカードにチャージしておくことで、その金額分の支払いが電子マネーで可能となります。

一度でチャージできる金額には上限があり、2万~5万程度がその範囲となります。SuicaやPASMOといった交通系の電子マネーの場合には、自動券売機でチャージが可能です。WAONなどの流通系の電子マネーの場合は、店頭のレジや専用機を用いることになります。

また、電子マネーにはチャージが不要のものもあります。ポストペイ型と呼ばれるもので、クレジットカードの利用額と紐づけて、後日に口座から引き落とされる形となります。

Suica、PASMOなど電子マネーのチャージ方法と支払い方法を解説

電子マネーはオートチャージを活用するとより便利に!

あらかじめ電子マネーをクレジットカードや引き落とし口座と連動させておくことで、一定の金額まで残高が下がると、自動的にチャージを始めさせることができます。これをオートチャージ機能といいます。

チャージが始まる金額を設定することで、券売機や店頭で現金チャージをする必要もなくなるので手間や時間も省けます。またクレジットカードと連動させることで、カードのポイントも稼げるという利点もあります。キャッシュレスを徹底したいという場合におすすめです。

電子マネーのオートチャージ機能とその利用法を解説

電子マネーで支払いができないものも!?知っておきたい注意点とは?

メリットばかりに思える電子マネーですが、実は支払いができないものもあります。

金券等を購入する際には電子マネーでの支払いができない

電子マネーの利点は、カードやスマホで手軽に買い物の決済ができることです。しかし中には電子マネー決済で支払いのできないものもあります。

まず、切手や印紙、映画や芝居の前売券といった金券に相当する商品を購入した場合です。QUOカードなどのプリペイドカードも同様です。これらに関しては電子マネーによる決済を行うことはできず、従って購入する際には現金が必要となります。

公共料金のコンビニ支払い、電子マネーでは不可

また公共料金などをコンビニで支払う際に、電子マネーを利用することはできません。電気・ガス・水道といった公共料金の支払いは現金のみでの扱いとなります。

ただし、バーコード決済を提供しているアプリの場合は、コンビニに行かなくとも届いた請求書を読み取って支払えるものもあります。

コンビニで電子マネーやクレカなどで支払いができないものについて解説

コンビニ自販機やオフィスコンビニでの電子マネーの使い方

最近ではコンビニを店舗としてではなく、自販機や無人型店舗として運営しているところも多く見られるようになりました。電子マネーはそのようなコンビニ自販機やオフィスコンビニでも利用することができます。

コンビニ自販機で電子マネーを使う場合は、まず商品を選択します。そして読み取り部分に電子マネーのカードやスマホをかざし決済を行います。

オフィスコンビニなどの設置型の店舗では、まず商品のバーコードを読み取ります。そして合計を出した後に、リーダーにカードをタッチさせることで支払い決済が完了します。

詳しくは以下の記事をご確認ください。

コンビニや自販機でスマホ決済型電子マネーを使う方法を解説

まとめ

キャッシュレス化が進む中で、電子マネーの利用範囲は急速に広がりを見せています。手間や時間の省略や、ポイントを別の買い物でも利用できる利点を活かし、電子マネーを有効活用してみてはいかがでしょうか。

(学生の窓口編集部)

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