動画編集では、基本的な機能として再生速度を早くしたり遅くしたりできます。プレイステーション4で利用できる「SHAREfactory」でも、「タイムベンダー」機能として備えられていて、映像の演出に幅を持たせてくれます。今回は、そんなSHAREfactoryのタイムベンダー機能の概要と併せて、簡単な使い方について解説します。
前回までの記事
「PS4だけでゲーム動画が作れる! 「SHAREfactory」の基本
「SHAREfactoryで字幕やテロップを挿入する方法
「SHAREfactoryへの音楽の取り込み方と注意点
動画編集用PCのことや編集ツールの使い方を解説。
→動画編集に関する記事はこちら
SHAREfactoryに搭載されている「タイムベンダー」は、動画の再生速度を自由に変更できる機能です。1/8倍速~8倍速まで対応しており、多様な再生速度に編集できます。具体的に指定できる再生速度は次の通りです。
また、タイムベンダーでは2つのモードから選択できます。「ステップモード」と「スムーズモード」です。ステップモードでは既存フレームの数はそのままで、再生速度を上げたり下げたりして倍速処理を行います。スムーズモードではスローモーションと早送りで、それぞれに合うようにフレームを補完するなどして、より滑らかな倍速処理を実現します。
具体的にタイムベンダーを利用する手順は以下の通りです。
(1)SHAREfactoryの編集画面を開きます。
(2)倍速処理を行いたい部分を選択し、「□ボタン」を押して「クリップを分割」を選択します。
(3)分割したクリップを選択し、「□ボタン」を押して「タイムベンダー」を選択します。
(4)プレイ速度を1/8~8倍速の中から選択します。
(5)ステップモードかスムーズモードを選択します。
分割した動画の再生時間によっては、希望の再生速度に編集できない場合があります。たとえば、3秒未満の動画では早送りができないことや、早送りした場合に1秒未満となる場合や、スローモーションで元の動画再生時間を超える場合も対応不可です。
そのため、タイムベンダーを用いてスローモーションや早送りをする場合には、対象部分の再生時間をよく考慮して指定することが重要となります。
動画の再生速度に変化をつけると動画にメリハリが生まれ、とても効果的です。倍速処理は動画編集の技術としては基本的なものでありながらも重要で、幅広い動画編集が可能となります。PS4でSHAREfactoryを使って動画編集をする際には、ぜひタイムベンダーを活用して、素敵な動画を作ってみてください。
(学生の窓口編集部)
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