【ラグビーW杯代表からキンプリまで】2019年、「〇〇らしさ」の枠を飛び越えて輝いた10組 #生き方コンパス 番外編 GQ MEN OF THE YEAR 2019

更新:2020/03/25

社会人ライフ

今年で14回目を迎える『GQ MEN OF THE YEAR』。
生き方、仕事、スタイルにおいて各分野で圧倒的な活躍をみせた男性に贈られる本アワードは、まさに今の時代を反映した「カッコいい大人たち」の集まる場所。

普段は就活や社会人デビューをきっかけとした「未来を選択するときのヒント」を各分野の社会人インタビューからひもといている連載 #生き方コンパスですが、今回は番外編として“今年最も輝いた大人の男性たちの祭典“『GQ MEN OF THE YEAR 2019授賞式』の内容をレポートします。


「圧倒的な活躍をみせた大人たち」から、生き方のヒントを探してみて。

テーマは「グローバル・アイデンティティ(国を越えるアイデンティティ)」

今回GQ MEN OF THE YEARが定めたテーマは「グローバル・アイデンティティ(国境を越えるアイデンティティ)」。「男らしさ」や「日本人らしさ」といった従来の価値観から解き放たれ、国境や文化の壁にもとらわれずに自由なひとりの個人としての新しいアイデンティティを確立した男性たちに注目したとのこと。

最初に登場したのは「ヒーローズ・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞したラグビーW杯2019日本代表の田村優さんとトンプソン ルークさん。同じくラグビーW杯2019日本代表の松島幸太朗さんリーチ マイケルさんも同賞を受賞。自国開催で行われた『ラグビーW杯2019』で史上初のベスト8入りを成し遂げた彼らは、まさに今年のヒーロー!

「すばらしいチームメイトに恵まれて、自分の力以上のものを出すことができました」(田村さん)

続いて、今年1月に出演したTBS系ドラマ『初めて恋をした日に読む話』で注目を集め、その後もドラマや映画、CMに多数出演するなど今年一気にブレイクした俳優・横浜流星さんが「ニュー・ジェネレーション・アクター・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞。

「今年はありがたいことに賞をいただく機会が多くて、この状況に自分がいちばん驚いています(笑)。これからもっと上を目指すために、自分の今やるべきことに全力で取り組んでがんばっていきたいです」(横浜さん)

次世代の生き方を体現・インフルエンサー枠でkemioが初受賞

Twitter、Instagram、YouTubeなどのソーシャル・プラットフォームを駆使し、10代の女子中高生を中心に絶大なる人気をほこるデジタル世代のカリスマとして「ユース・インフルエンサー・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞したのはインフルエンサー・kemioさん。インフルエンサーが受賞するのは『GQ MEN OF THE YEAR』史上初!

「ものすごく緊張していて、体中の毛穴という毛穴から汗が出て“ダム爆発”って感じです(笑)!」(kemioさん)

2018年末の日本テレビ系ドラマ『今日から俺は!!』の奇抜なルックスとハジけた演技で一気にブレイクし、以降もドラマや映画、CMで大活躍という、まさに今をときめく俳優・賀来賢人さんは「ブレイクスルー・アクター・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞。

「生まれてこのかた、賞というものにあまり恵まれたことがなかったのですごくうれしいです。歴代の受賞者には“男が憧れる男”が多いイメージがあります。自分も同性に憧れられるような男性になれるよう、精進していきたいです」(賀来さん)

「コメディ・アクト・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞したのは、2018年のM-1グランプリでの最年少優勝を機に一挙に大ブレイクを果たした霜降り明星

 “お笑い第7世代”といわれる同世代のなかでもトップに君臨するお笑い界のニュースターである彼らは、「固定概念にとらわれない“笑いの道”を突き進む姿」が評価され今回の受賞に。

またドラマ、バラエティ、映画、舞台など幅広いジャンルでそのユニークかつ深みのある演技が評価され、“人たらし”の異名をもつというムロツヨシさんは「アクター・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞しました。

アワードのトリは”アイドルを越えたアイドル” King & Princeが登場

その他、「アスリート・オブ・ザ・イヤー賞」は2019年ワールド・サーフ・リーグのチャンピオンシップ・ツアー第3戦でアジア人初の優勝という快挙を達成したプロサーファーの五十嵐カノアさん、「テレビ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー賞」には、歯に衣着せぬ発言が受け、今年もっとも活躍したテレビ・パーソナリティと評された俳優・気象予報士の石原良純さん、「レジェンダリー・アクター・ オブ・ザ・イヤー賞」には、NHK連続テレビ小説『なつぞら』で、主人公なつのおじいさん役を演じて再ブレイク、今年で役者生活50周年を迎えた俳優の草刈正雄さんがそれぞれ受賞。

そして、アワードのトリを飾ったのは「ポップ・アイコンズ・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞したKing & Prince。この日はメンバーから平野紫耀さん、永瀬廉さん、高橋海人さん(※「高」は正式には「はしごだか」)、岸優太さん、神宮寺勇太さんの5人が登壇。

わずか結成2年目ながら同性のファンにも愛される規格外の存在感を示し、グループとしてのみならずメンバーそれぞれ単独でも活躍しているその姿が“新時代のアイドルを超えたアイドル”と評価され、グループとしてはジャニーズ初の同賞受賞に。

「僕たちをいつも応援してくれるティアラ(※ファンの総称)のみなさん、支えてくださるスタッフの方々のおかげでいただけた賞だと思っています。現状に満足せず、僕たちの夢である世界進出を胸にこれからも精進していきたいと思います」(岸さん)


冒頭のテーマにもあったように、今回の受賞者に共通していたのは『従来の価値観にとらわれず、自由に自分らしく才能を発揮する』その生き方。

多様性をもちながら、固定観念に凝り固まることなく、さまざまな可能性とともにしなやかに生きていくことが、自分らしく輝くためのヒントかもしれません。

「GQ MEN OF THE YEAR 2019」受賞者
五十嵐カノア(アスリート・ディレクター・オブ・ザ・イヤー賞)
石原良純(テレビ・パーソナリティー・オブ・ザ・イヤー賞)
賀来賢人(ブレイクスルー・アクター・オブ・ザ・イヤー賞)
King & Prince(ポップ・アイコンズ・オブ・ザ・イヤー賞)
草刈正雄(レジェンダリー・アクター・オブ・ザ・イヤー賞)
kemio(ユース・インフルエンサー・オブ・ザ・イヤー賞)
霜降り明星(コメディ・アクト・オブ・ザ・イヤー賞)
ムロツヨシ(アクター・オブ・ザ・イヤー賞)
横浜流星(ニュー・ジェネレーション・アクター・オブ・ザ・イヤー賞)
田村優、トンプソン・ルーク、松島幸太朗、リーチ・マイケル(ヒーローズ・オブ・ザ・イヤー賞)

※五十音順、敬称略
※松島さん、リーチさんは欠席

▼GQ MEN OF THE YEAR 2019 公式WEBサイト
https://www.gqjapan.jp/moty/2019/

#生き方コンパス では、今後もみなさんの生き方のヒントになるようなインタビューをお届けしていきますので、お楽しみに!

文:落合由希
写真:島田香
編集:フレッシャーズ編集部

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