損益計算書をより深く理解! 作成方法から構造を把握しよう

2020/02/26

お金の知識

損益計算書とは、ある一定の期間に会社がどれだけの収益を得て、その収益を得るためにどれだけの費用がかかり、あるいは損失を出したか、をまとめた表です。では、実際に損益計算書の作り方を見ていきましょう。

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「損益計算書」の作成方法

損益計算書を作るためには、どのような収益や費用の支払いがあったのかを洗い出し、それを順序よく並べていく必要があります。作成の手順に関しては、以下の順に行っていきましょう。

1:会社の収益・費用・損失を全て仕分けする。
2:次に、1で仕分けしたものをさらに「本業による損益」「それ以外の経常的な損益」「臨時の損益」に分ける。
3:本業→本業以外の経常的な損益→臨時の損益の順に書いていく。
4:最後に、法人税などの税金を差し引き、当期純利益を書く。

今回は3〜4の部分を解説していきます。

本業による損益を記入する

(1) 売上高……「売上」とだけではなく、売上高と書くことに注意しましょう。
(2) 売上原価……これも「原価」だけではなく、売上原価と書くことに注意しましょう。
(3) 売上総利益……(1)-(2)の金額を記入します。
(4) 販売費及び一般管理費……販売活動、広告費、管理費などの合計を記入します。
(5) 営業利益……(3)-(4)の金額を記入します。

本業以外の経常的な損益を記入する

(6) 営業外収益……この部分に当てはまるものを記入します。例のように項目ごとの金額を左の列に、その小計を右の列に記入していくとわかりやすいです。
(7) 営業外収益合計……(6)の項目の小計を記入します。
(8) 営業外費用……本業以外にかかった費用や、損失を記入します。
(9) 営業外費用合計……(7)と同様に、(8)の項目の小計を記入します。
(10)経常利益……前述の(5)(営業利益)+(7)-(9)の金額を記入します。

臨時の損益を記入する

臨時の損益は全て「特別」という扱いになります。

(11)特別利益……臨時の収益。例では1項目ですが、複数ある場合もあります。
(12)特別利益合計……(11)の項目の小計を記入します。
(13)特別損失……臨時の損失または費用です。
(14)特別損失合計……(13)の項目の小計を記入します。
(15)税引前当期利益……前述の(10)(経常利益)+(12)-(14)の金額を記入します。

当期純利益を計算する

最後に、引かれる税金の合計を記載し、最終的に企業の手元に残る純利益を計算します。

(16)法人税、住民税及び事業税……企業に対してかけられる税金をすべて計算し、合計を記入します。
(17)当期純利益……前述の(15)(税引前当期純利益)-(16)の金額を記入します。

まとめ

損益計算書の書き方は、仕組みがわかればそれほど難しいものではありません。「本業→それ以外→臨時」の順番を念頭に、一つひとつ確実に書いていきましょう。また、最後の税金の欄を忘れないように気をつけましょう。

(学生の窓口編集部)

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