営業利益って何? 意味と使い方を簡単に解説!

2020/02/06

お金の知識

営業利益は損益計算書に記載される利益項目の一つです。企業が本業で得た利益を表しています。ここでは、営業利益から把握できることや、経常利益など他の利益項目との違いを解説します。

【監修協力:資格の大原(社会人講座)→https://www.o-hara.ac.jp/best/

損益計算書

営業利益とは何か?

営業利益とは、企業が本業で稼いだ利益を表します。スーパーマーケットなら店舗で商品の販売を通じて得た利益。コスメショップなら、化粧品の販売を通じて得た利益。というように、企業が主たる業務で得た利益です。

ちなみに本業以外の利益とは、不動産業の企業が、株の運用もしていた場合は、株式相場で得た利益などが挙げられます。このように、本業(不動産業)以外で得た利益は営業利益には含まれません。

営業利益を出すための計算は、

「売上総利益」から「販売費および一般管理費(販管費)」を差し引きます。

・売上総利益

売上総利益とは、会社の基本となる利益のことで、一般的には「粗利」といわれます。売上高から売上原価(仕入れた商品の費用など)を引いた利益になります。

・販管費(販売費及び一般管理費)

販管費とは、商品やサービスを売るために掛かる人件費や宣伝する際に掛かる経費、そのほか水光熱費や通信費などを含む費用です。

売上自体が多くても、売上を伸ばすための費用が多くかかり、マイナスの場合は、「営業損失」といいます。

経常利益について

営業利益とよく似た言葉に、経常利益というものがあります。経常利益とは企業が通常行っている事業で得た利益です。こう述べると、本業で得た利益である営業利益と混乱するかもしれません。
しかし両者は異なるもので、その違いは

本業以外毎年発生する損益の有無です。

営業利益はあくまでも本業で得た利益や費用だけを含めたものです。経常利益は、それに加えて、本業以外で企業が得た営業外収益(株や不動産の運用による収入など)や、営業外費用(金融機関に支払った借入金の利息など)などが含まれています。  

経常利益は、営業利益と営業外収益の合計から、営業外費用を差し引いたものです。
つまり営業利益とは、経常利益の一部を構成するもので、企業の事業全体に関わる数字を見ることができ、利益獲得力がどれくらいなのかを判断することができます。

営業利益によって判断できること

営業利益は仕事上において、自社や取引先などの経営分析を行う際に、大きな指針となります。
営業利益を見れば、その企業の主要事業の業績状況がわかりますし、同時に算出された支出額によって、販管費などの費用面における企業努力が把握できます。

著しい成長を見せている企業でも、営業利益を見ることで、売上純利益からの支出が莫大にかかり、金額的には低いことが判明する場合もあります。また経常利益を合わせてみれば、金融機関から多額の借り入れを行なっていることや、予期せぬトラブルで一時的に赤字になっていることがわかる場合もあります。

自社の経営分析では、いかにして支出を抑えて売上純利益を上昇させるかを考えるための指標となるでしょう。

仕事上で営業利益と接することで、自社や取引先における業績を正しく判断することができます。

まとめ

営業利益で把握することで、企業の核となる本業があり、なにを本業にしていて、そこでどれくらいの利益を得ているかを知ることができますし、本業での利益獲得力がわかります。経常利益との違いを正しく理解し、企業の業績を正しく判断できるようになりましょう。

(学生の窓口編集部)
(監修協力:資格の大原)

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