IF関数で複数条件を指定する方法は?

更新:2020/01/30

ITスキル

エクセルのIF関数では、2つ以上の条件を組み合わせることが可能です。
前回、基本から覚える「IF関数」にて、IF関数の記述方法を紹介しました。今回は、IF関数を使って複数条件を指定する方法を解説します。

IF関数で2つの条件を指定する方法

下記の「山手線店舗 売上一覧と評価」を例に、合計販売数が200以上、シャツの販売数が50以上の店舗を優良店として「H列に〇」をつける場合について説明します。

(1)IF関数の入力形式
関数を設定したいセルを選択→「=IF(F4>=200,IF(E4>50,"〇",""),"")」と、2つのIF関数をカンマ「,」で区切って入力(1)IF関数の入力形式

(2)オートフィル機能を使って全てのセルに関数式をコピー
H4セルの右下にカーソルを移動→「+」の形になれば下へドラッグ

オートフィル機能を使って全てのセルに関数式をコピー

これで2つのIF関数を設定できました!

IF関数で3つの条件を指定する方法

「J・K列」の評価基準にそって、「G列」に総合評価を表示する場合を考えてみます。評価基準はJ・K列の表にまとめられているように「A・B・C」の3段階と「販促が必要」の4種類に設定しました。

これらの評価が自動表示される、IF関数の入力方法についてご説明します。

IF関数で3つの条件を指定する方法

(1)IF関数の入力形式
関数を設定したいセルを選択
→「=IF(F4>=200,"A",IF(F4>=170,"B",IF(F4>=150,"C","販促が必要")))」と3つのIF関数をカンマ「,」で区切って入力

(2)オートフィル機能を使って、すべてのセルに関数式をコピー
G4セルの右下にカーソルを移動→「+」の形になれば下へドラッグ

これでそれぞれ設定できました。

まとめ

IF関数は、複数の条件をいくらでも設定することができる便利な関数です。

一見、複雑そうに見えますが、基本を押さえてしまえば誰でも理解できるものなので、実用する機会があればぜひ試してみてください。

(学生の窓口編集部)

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