【Excelの行・列検索】INDEX関数&MATCH関数を使ってデータを抽出する方法をチェック!

更新:2020/01/29

ITスキル

ExcelではINDEX関数やMATCH関数を使って、指定した条件値を引き出せます。複雑な表データであるほど、使い道のある方法だと言えるでしょう。ここでは、INDEX関数とMATCH関数を用いたデータ抽出法について解説します。

Excel関数の基本まとめ

INDEX関数、MATCH関数とは?

Excel で行や列にある値の検索をするときは、基本的にINDEX関数やMATCH関数を用います。

指定した範囲から行や列の交差する場所を算出する場合は、INDEX関数を使用するとよいでしょう。関数式は以下の通りです。
=INDEX(指定範囲,行の数値,列の数値)

一方のMATCH関数は、指定した値が、セル範囲の中で先頭から何番目にあるかを示す関数です。関数式は以下になります。
=MATCH(検索値,指定範囲,照合の種類)

INDEX関数とMATCH関数の組み合わせも可能です。それぞれを同時に活用すると、より詳細なデータを検索し、抽出できます。

INDEX関数&MATCH関数を用いた検索方法

ここからは、INDEX関数とMATCH関数を用いて指定条件値を抽出する方法を紹介します。
以下は、講演会名簿にある「江本」さんの出席回数を算出したい場合の手順です。

(1)検索結果を表示させたいセル(I2)を選択した後、Shift+F3を押して「関数の挿入」ダイアログボックスを表示させ、INDEX関数を選び、「OK」をクリックします

(2)INDEX関数の引数の中から、「配列,行番号,列番号」を選び、「OK」を押します

(3)INDEX関数のダイアログボックスが表示されたら、「配列」に「A2:B15」の範囲を選択

(4)「行番号」に「MATCH関数」を選択します

(5)MATCH関数のダイアログボックスが表示されたら、「検索値」に「H2」、「検索範囲」に「A2:A15」、照合の種類に絶対参照を表す「0」を選択し、「OK」を押します

(6)INDEX関数のダイアログボックスを再度表示させ、「列番号」に出席回数の列を表す「2」を入力

(7)「OK」を押します

(8)セルI2に「江本」さんの出席回数が算出されました

まとめ

INDEX関数とMATCH関数を利用すると、抽出したい値をスムーズに引き出せるのを理解いただけたでしょうか。これを機会にその方法を覚えて、Excelでの作業時間の短縮化や効率化を図っていくとよいでしょう。

(学生の窓口編集部)

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